CC-One Portalはコンタクトセンターの運用をより効率的で便利にするマネジメントソリューションです。CMSのデータを連携しCMSでは出力できないきめ細かなレポートを出力します。
レポーティング、マネジメント、オペレーションの機能を有しています。
- ブラウザベース
Webベースのアプリケーションのため、インストールは不要です。ネットワーク内であれば、どこからでも利用可能です。 - マルチテナント機能
複数のテナントを1つのシステムで管理できます。各テナントごとに同時使用ユーザー数(ライセンス)の割り振りや、使用中のユーザー数の把握が可能です。 - ロールベースのユーザー管理
テナント内での各リソースへのアクセス権を作成し、それをユーザーへ割り当てることが可能です。 - 辞書
CMSで登録した辞書データを取り込むことが可能です。CC-One Portal側で再度辞書データを取り込む必要はありません。 - スキル変更
CMS Supervisorのスキル変更と同等の機能を提供します。さらに、グループからのスキル変更やスキルからのスキル変更、一覧を見ながらのスキル変更が可能です。 - PBX管理
ブラウザから、発信者番号設定、サービスアワーテーブル設定、ホリデーテーブル設定、着信先設定、VDN設定が可能です。 - アナライザー
ECHデータを活用することで、コールごとのデータの集計、検索、解析が可能となります。サマリーデータがメインのCMSと比べて、より細かい分析が可能です。 - レポート
さまざまな切り口やノウハウが詰まったレポートテンプレートと便利なKPIを提供し、利便性を向上させることで、マネジメントに集中することが可能です。
ユースケース
- 複数のVDNやスキルを合算・集計するレポート機能の活用
課題:複数のVDNやスキルを合算するのはとても面倒です。
解決:エージェントに加えて、VDNやスキルについてもグルーピングする機能を提供します。複数のVDNやスキルを合算・集計したレポートを取得することが可能です。
- アナライザーを活用したアウトバウンドレポートの強化
課題:CMSはアウトバウンドのレポートが弱いです。
解決:エージェントが発信時に電話番号の前にアクセスコードをつけて発信することで、どの業務で誰に何件架けたかを把握することが可能です。
- アナライザーを活用した詳細な発信者番号分析
課題:CMSレポートはサマライズされ、平均化された情報なので、詳細な分析ができません。
解決:発信者番号を元に、どこからどのくらい架かってきているかを分析することが可能です。