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”AWS マネージドサービスプロバイダー (MSP) プログラム” のご紹介

はじめに

こんにちは、パートナーアライアンス推進第1課・伊藤(佳)です。
寒さの中にも春の兆しが感じられるころとなり、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は”AWS マネージドサービスプロバイダー (MSP) プログラム”の3度目のフル監査を経て7年連続で認定を継続していますのでその簡単なご紹介と認定監査の難易度などを共有できればと思います。

1.”AWS マネージドサービスプロバイダー (MSP) プログラム”とは

AWS マネージドサービスプロバイダー (MSP) プログラム(以下、AWS MSP)は、AWS構築・運用保守実績とその経験を持つ AWS パートナーが、AWS ソリューション・サービスをお客様に提供するプログラムです。この認定プログラムは1章から13章のチェックリストが存在し、その内容として計画と設計、構築と移行、オペレーションとサポート、オートメーションと最適化が含まれます。AWS MSP の認定を受けるには、ビジネスの健全性と技術的能力が高い基準を満たしていることを確認するために、広範な独立監査を完了する必要があります。AWSが運営するAWSパートナーネットワークにおいて、AWS MSPプログラム認定を取得しているのは、国内に本社を有する事業者で19社(2023/10時点)です。

※AWS マネージドサービスプロバイダー (MSP) プログラム
https://aws.amazon.com/jp/partners/programs/msp/

2.CTCのAWSとのあゆみ

これまでCTCはAWS MSPについて2017年に初認定を頂き、毎年差分更新を経ながら3年に1度フル監査更新が要件のため2020年と今回2023年に実施して3度目の認定を頂き、AWS MSPとしては7年継続認定を頂いています。

あゆみはこちらです。AWS MSP以外のトピックスも掲載していますがそれらについての説明は今回割愛いたします。

CTCのAWSとのあゆみ

3.AWS MSP 認定プログラムの難易度について

AWS MSPプログラムは、クラウド技術とビジネスの両面において高度な専門知識とスキルを必要とするプログラムです。以下に、このプログラムの難易度について詳しく説明します。

■技術的な難易度:
我々AWS MSPパートナーは、AWSサービスの設計、構築、運用、最適化に関する深い知識を持っている必要があります。またアーキテクチャ、セキュリティ、ネットワーキング、データベース、自動化などの分野で高度なスキルが求められ、CTC独自のMSPサービスをお客様にご提供し、多数の実績を蓄積することが重要です。

■ビジネス的な難易度:
我々AWS MSPパートナーは、お客様のビジネスニーズを理解し、クラウドソリューションを提供する能力が求められます。
プロジェクト管理、顧客対応、契約交渉、価格戦略などのビジネススキルも必要です。
お客様のビジネス目標に合ったソリューションを提供するために、CTC独自の様々なAWS MSPサービスを提供することが求められます。

■認定と監査の難易度:
AWS MSP プログラムは、厳格な第三者監査を受けて認定されるプログラムです。
パートナーは、ビジネスの健全性、技術的な能力、AWS サービスの適切な活用を証明する必要があります。監査プロセスは詳細で時間を要するため、準備と対応が必要です。

まとめ:AWS MSPプログラムは、高度な技術スキルとビジネススキルを組み合わせたプログラムでその難易度は高いです。
我々CTCは2023年に3度目のフル監査(チェックリストバージョンは5.0.1)を経て認定継続できました。
チェックリストは1章から13章までありますがその中で私は1章から5章と11章の会社概要・社外公開事例・社内AWS体制とセキュリティと教育・顧客満足度調査・コスト最適化など、主にビジネス領域を担当しました。フル監査の準備期間としては我々は約半年は費やしました。

さいごに

CTCは、AWS MSP 認定プログラムを7年連続で継続認定頂いています。
その名に恥じないように今まで以上にCTCのAWS MSPサービスをお客様にご提供できればと考えています。
CTCのAWS MSPサービスを詳しく知りたい方はCTCまでご連絡頂けますと幸いです。

CTCは、AWSのビジネス利活用に向けて、お客様のステージに合わせた幅広い構築・運用支援サービスを提供しています。
経験豊富なエンジニアが、ワンストップかつ柔軟にご支援します。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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【著者プロフィール】

伊藤 佳正(いとう よしまさ)

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 クラウドアーキテクト

アプリ、インフラのエンジニアとして20年以上活動し、現在AWS、GoogleCloudなどパブリッククラウド担当として活動中。2020/2021 Japan AWS Top Engineers。2022/2023 Japan AWS All Certifications Engineers。

伊藤 佳正(いとう よしまさ)

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