<受賞特別企画>
AWS & CTC
Top Engineers & Jr. Champions対談 2024


<受賞特別企画>
AWS & CTC Top Engineers
& Jr. Champions対談 2024
2024年4月、AWS Japanが審査・選出する「2024 Japan AWS Top Engineers」に、CTCから5名が選出されました。また、社会人歴 1 ~ 3 年目を対象とする「Japan AWS Jr. Champions」に、2名が選出されました。
本コラムでは 前回(2023年)に続く2回目の受賞記念企画として、AWS Japanでパートナーソリューションアーキテクトを務める佐藤 和 氏をファシリテーターにお迎えして、CTC Top Engineers & Jr. Championsとの対談をお送りします。
CTCのAWSエンジニア7名の日常の業務と目指したきっかけ、受賞に向けた取り組み、今後目指すこと、さらにこれから受賞を目指す方へのメッセージを語り合います。ぜひご一読ください。
(2024年10月7日、CTC神谷町オフィスにて収録)
ファシリテーター

- 佐藤 和 氏
-
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
パートナーアライアンス事業統括本部 パートナー技術統括本部 第二技術部
パートナー ソリューション アーキテクト
CTCの2024 Japan AWS Top Engineers受賞者

- 園田 一史
- 2024 Japan AWS Top Engineers (Services)/2024 AWS Ambassadors

- 高橋 繁義
- 2024 Japan AWS Top Engineers (Services)/2024 AWS Ambassadors

- 畑山 直樹
- 2024 Japan AWS Top Engineers (Services)

- 山下 大貴
- 2024 Japan AWS Top Engineers(Security)

- 稲守 啓樹
- 2024 Japan AWS Top Engineers (Analytics)
*園田、高橋の両名は「2024 Japan AWS Top Engineers」から選出される、さらに上位のグローバルプログラム「2024 AWS Ambassadors」にも選出されています。
CTCの2024 Japan AWS Jr. Champions受賞者

- 近藤 隆太
- 2024 Japan AWS Jr. Champions

- 酢谷 晃太
- 2024 Japan AWS Jr. Champions
- Japan AWS Top Engineer Programとは
- AWS パートナーネットワーク (APN) の参加企業に所属している AWS エンジニアを対象にした、日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮したその他の重要な活動や成果がある方を、Japan AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出しています。
- Japan AWS Jr. Champions Programとは
- APNの 参加企業に所属し、現在社会人歴 1 ~ 3 年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の認定プログラムです。
AWSが「AWS Top Engineers」「AWS Jr. Champions」に込めた想いと、CTCの成果
AWS佐藤氏皆さん、「2024 Japan AWS Top Engineers」、そして「2024 Japan AWS Jr. Championsの受賞、おめでとうございます。
「AWS Top Engineers」は2024年、全体で214名の方が受賞され、CTCからはグローバルの「AWS Ambassadors」にも選出されている2名を含め、計5名が受賞されました。内訳は、AWSに関する総合的な活動が評価されるServiceカテゴリが3名、より専門性の高い活動が評価されるSecurityとAnalyticsカテゴリのスペシャリストが各1名です。

改めてご説明すると、「AWS Top Engineers」そして「AWS Jr. Champions」共に、日本独自のプログラムです。グローバルでは、「AWS Ambassadors」という上位プログラムがあります。この賞ができた背景ですが、売上数字などで成果が分かりやすいセールス活動と比べ、エンジニアの活動は、ビジネスへの貢献に対する客観的な評価がされにくい傾向があります。そこでAWSとして、エンジニアの方々にもっと輝いていただきたいという思いから、このプログラムを提供しています。
「AWS Top Engineers」は、エンジニアとして AWS の専門知識と経験を保有し、AWS ビジネス拡大に積極的に貢献されている方が対象です。具体的にはブログやホワイトペーパー、書籍、外部登壇などの「パブリックコントリビューション(外部発信)」、案件対応やソリューション公開、Well-Architected レビューなどの「案件対応力」、加えて、AWS に関する社内登壇、社内 AWS エンジニア育成活動、AWS プログラム コンピテンシー取得などの「技術リードとしての活動」。これら3つを軸として総合評価し、多角的、かつ高い水準での活動であったかどうかが審査されます。
そして、今年が2年目となる「AWS Jr. Champions」は、社会人歴 1 ~ 3 年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出、コミュニティを形成する認定プログラムです。本プログラムはAWS に関して実践してきた技術的な挑戦や、コミュニティのリードなど自ら起点となって周囲に影響を与えているか、アウトプットを通じて周囲へ貢献しているかなどが評価の対象です。2024年は計95名のうち、CTCから2名の方が選出されました。
いずれも年々応募数が増加し、応募内容も高度化して、競争が激化している中で、CTCのAWSにおけるポテンシャルを現す、素晴らしい成果だと思います。
CTC「AWS Top Engineers」5名のこれまでのキャリアと、受賞を目指したきっかけは?
AWS佐藤氏それでは、皆様にこれまでの経歴を振り返っていただき、受賞を目指されたきっかけについてお聞きしたいと思います。「AWS Top Engineers」で「AWS Ambassadors」でもある、園田さんと高橋さんからお話しいただけますか?
園田はい。私は元々ネットワークエンジニアとして、東日本データセンターのネットワーク業務を担当していました。その後、ITインフラをクラウドで提供する仮想化ホスティングサービスである「TechnoCUVIC」の、サービス設計や運用デザインなどを担当するようになりました。
「AWS Top Engineers」については、お客様とのプロジェクトの中で直面するさまざまな課題、それにはある種、汎用的なものがあるように感じました。そしてその解決に、AWSは非常に有効であると感じています。それをきちんと社内に広めていくことで、お客様にCTCの技術力をアピールできると共に、有効なソリューションを提供しやすくなると考えました。そして、自身が得たナレッジやスキルを講演やセミナー、ブログなどで社内外にしっかり発信していくことが、CTCのAWSビジネス拡大にも貢献できると感じたことが、応募の動機です。私と高橋は「AWS Ambassadors」も兼ねていますので、自身の活動に加えて、社内の仕組み作りや人材育成などにも注力しています。

高橋私もインフラ系エンジニア出身で、2017年にAWSを取り扱う部門に異動しました。製品主管としてソリューションの開発、社内のバックサポートもしながら、いまは社内の人材育成が自分の中の大きなテーマになっています。AWSビジネスは年々伸びていて、どうしても人材が不足します。なので裾野を広げながら、Top Engineersを増やし、CTCの対応力を上げていこうと取り組んでいます。
応募のきっかけは、自身のクラウドエンジニアとしての地位を確立したいという思いと、以前からWebサイトのブログ記事での情報発信、案件支援も行っていましたので、応募の要件であるコントリビューションも仕事をしながら自然に満たすことができると感じたからです。専門誌などに寄稿していた時代と比べ、いまはブログなどオンラインで気軽に発信できますので、情報としてあると便利だと感じる事項があれば、積極的に発信するよう心がけています。

AWS佐藤ありがとうございます。お2人とも、まさにCTCにおけるAWSのトップランナーとして、日々AWSのビジネス拡大に大きく貢献されると共に、CTC社内に対する啓蒙活動や人材育成活動にもご尽力いただいています。アウトプットに関しては高橋さんがおっしゃるように、鮮度の高い情報をどんどん発信していくことが大切ですよね。
続いて、Serviceカテゴリで2年連続での受賞となる畑山さんは、いかがでしょうか?
畑山私は前職では新卒から8年ほどインフラエンジニアとして、サーバーやストレージを扱っていました。その後CTCに転職して航空業界のアカウントSEになり、仮想化基盤のリプレイスなどを経験しました。個人的にオンプレのインフラエンジニアの将来性に危機感を抱いていたこともあってクラウドの勉強を始めたのですが、ちょうどその折、社内で「虎の穴」と呼ばれるクラウドエンジニアを育成するリスキリングの企画があり、そこでAWSのプリセールス経験を積みました。
ちょうどその頃から担当する航空業界でもクラウドを活用したシステム構築機会が増え、「AWS Top Engineers」にエントリーしたのも、まさに案件対応を通じてアピールできる材料が揃っており、腕試しとして良いタイミングと感じたためです。2年連続でチャレンジしたのは、お客様にしっかりとした価値を提供するために自身の保有スキルを継続的に示す必要があると考えたからです。2年連続で受賞できれば、自分としても胸を張ってアピールできるだろうと。

AWS佐藤社内に武者修行のようなリスキリングの仕組みがあり、かつそれに参加して終わりではなくインプットしたら自身の業務にアウトプットする姿勢が、すごくTop Engineers的ですね。
続いて、Securityカテゴリで2年連続の受賞となる山下さんはどうでしょうか?
山下入社1年目は製造業のお客様の開発、2年目はインフラを担当していました。当時、OpenStackやKubernetes、IaC(Infrastructure as Code)などが注目され、インフラ担当ではありつつ開発要素も含んだ技術を扱うことが増えてきました。そして3年目に異動でテレコムや大手インターネットサービスプロバイダーのお客様を担当するようになり、非常に高いレベルのセキュリティ要件に対して、開発とインフラ、そしてクラウドの知見を組み合わせて対応しました。直近では、それプラスお客様のCCoE(Cloud Center of Excellence)化にも取り組んでいます。
私も「AWS Top Engineers」は腕試しと言いますか、挑戦したい気持ちと受賞することでCTCとしてAWSのプレゼンスを高めることもできると考えて、チャレンジしました。今回が2年連続での受賞になりますが、昨年とは違うジャンルで攻めようと思い、ブログ記事を書いたり、お客様だけじゃなくCTC社内に対しても働きかけを行ったりしました。

AWS佐藤ありがとうございます。お客様から非常に高いセキュリティ要件を求められる中で知見を蓄えて、しっかりお客様にアウトプットを返すことや、新しいことにチャレンジして自身の価値を高めることに魅力を感じていただいていたのだと思います。
続いてはスペシャリティ部門、Analyticsカテゴリで初の受賞となる稲守さんは、いかがでしょう?
稲守私は入社してから、主に小売り・流通業界のお客様向けにITILをベースとした運用管理担当の業務を長く務めてきました。10年以上運用管理を担当していたのですが、異動に伴いAWSを活用したお客様のデータ基盤構築・運用を担当することになりました。
その案件は関係会社のデータを集めたデータレイクを整備し、機械学習で需要予測を行うアプリケーションの基盤構築でした。稼働後、コスト改善の取り組みをすることになり、最近日本でも注目が高まったモダンデータスタックを取り入れてデータ処理基盤部分を見直し、よりAWSの機能を活かしながらコストを抑えるといった取り組みを、担当しました。

運用業務だったため現場を離れていた期間が長かったのですが、40代にして改めて実案件を担当しながらリスキリングしたような形です。AWSは公式やコミュニティのドキュメントが充実しているため学びやすく、その結果、「AWS Top Engineers」になることができました。
AWS佐藤なるほど、運用管理という違う分野から現場でのチャレンジ、叩き上げで受賞に至られたのは、素晴らしいですね。
CTC「AWS Jr. Champions」2名の日々の業務と、受賞を目指したきっかけは?
AWS佐藤氏続いて、「AWS Jr. Champions」を受賞されたお2人にも、これまでの取り組みや、受賞を目指されたきっかけについて、お聞きしたいです。
酢谷私は新卒入社からいま3年目で、金融系の事業部で開発の仕事をしています。もともとIT未経験で入社し、当初はとにかく技術の吸収や、インプットを増やすことに注力していました。
「AWS Jr. Champions」に応募した最大のきっかけは、AWS Japanの「ANGEL Dojo」に参加して、社外の活気のある同世代のエンジニアの方々と接して、刺激を受けたことです。インプットだけでなく、アウトプットにも力を入れて活動されている方が多く、発信する方の周りに情報が集まってくることを目の当たりにして、そのことが自身のスキルを高めることにつながると感じ、応募しました。

AWS佐藤氏なるほど、「ANGEL Dojo」がきっかけだったのですね。ハッカソン形式でさまざまなパートナー、エンドユーザーが一緒にサービス企画から実際に開発までの一通りの作業を体験する、刺激的なプログラムです。近藤さんはどうですか?
近藤私は新卒1年目はクラウドではなく、オンプレミスのネットワークの設計・構築を担当していましたが、2年目の異動の際に上長から、クラウドとセキュリティどっちがやりたい?と聞かれまして。学生時代に学んだことを活かすのであればセキュリティだったのですが、クラウドの可能性を感じてクラウドを選択しました。
「AWS Jr. Champions」を目指したきっかけは、酢谷さんと同じく「ANGEL Dojo」ですが、加えて私は福岡勤務でまだまだ九州にAWSを扱う方が少ない現状もあり、勉強会を開催して九州のAWSを盛り上げたいと考えていました。しかし、AWSを触りたての自分が呼びかけても説得力がないだろうと思い、なんらかの称号があればいいなと。そんなときに高橋さんからご紹介いただき、応募しました。

AWS佐藤セキュリティかクラウドか、究極の質問ですね(笑)。でもそこでクラウドを選択して、今があると。おっしゃる通り、社内で何か発信しようと思ったとき、どうしても若手だと自身の実力を可視化させるのは難しいですよね。そういう機会にこの「AWS Jr. Champions」を活用いただいたのは、とてもよいと思います。
※ANGEL Dojoとは(4〜6 名のメンバーでチームを組み、3 ヶ月間でサービスの企画から開発まで行うハッカソン型トレーニング)
受賞による変化-どのような成果が得られたのか?
AWS佐藤では次に、実際に「AWS Top Engineers」「AWS Jr. Champions」になったことで、どのような変化があったのかをお聞きしたいです。
園田こういう成果がなかなか会社から評価してもらえない、と昨年のこの場でお話したのですが、少しずつ変化してきた気がしています。これまで昇給するにはマネージャーになるしかなかったのですが、人事評価にジョブ制度が加わり、私もリードスペシャリストになりましたし、今日参加した皆さんも多少、恩恵を受けているのではいかと思います(笑)。

また、人事制度ではスペシャリスト系は役割定義書というものができまして、今年度から社内ポータルで公表されています。これこれこういう取り組みをしたら役職が上がります、といったもので、少しずつですがエンジニアの技術力やスキルが、社内で評価される環境が整ってきた印象です。また、飛び級制度もできましたので、「AWS Jr. Champions」の方にもチャンスがあります。なのでぜひ、「AWS Top Engineers」や「AWS Jr. Champions」を目指していただき、こういった人事制度も利用して、自身の技術力をアピール、社内からも認めてもらえたらと思います。
高橋私も「AWS Ambassadors」という立場上、「AWS Top Engineers」や「AWS Jr. Champions」にエントリーする人を増やす活動を行っているのですが、社内でも認知度が高まり、お声がけすると興味を持つ方が増えた印象があり変化を感じています。
人材育成の担当としても、この制度はとても有効だと思います。例を挙げると、「AWS Ambassadors」になると参加できるコミュニティ、年に数回集まる場があります。また、グローバルのAmbassadorsサミットでは、普段の業務ではなかなか触れることができない高い技術や、ワールドワイドのTop Engineersの方たちとも交流できます。さらに、定期的に開催される「AWS Ambassadors」と「AWS Top Engineers」、「AWS Jr. Champions」が交流する場は、年齢を重ねるとなかなか日常の業務では刺激を受ける機会が少なくなってきた私にとっては非常に刺激になるもので、エンジニアとして非常にありがたいものとなっています。
AWS佐藤ありがとうございます。「AWS Ambassadors」になるためには「AWS Top Engineers」になることが条件ですので、他のTop Engineersの皆さんもぜひ、アンバサダーを目指して取り組んでいただけたらと思います。ほかの方々はいかがですか?
畑山1回目の昨年とは違い、私も社内の変化を感じています。シニアスペシャリストに昇格し、AWSが主催する世界最大級のグローバルイベントであるre:Inventに参加する機会をいただくなど、上層部の方たちからも評価いただけている実感があります。ただ、お客様にこの肩書きをどのように示していけばよいかについては悩み中で、積極的なアピールはまだできていないですね。特典であるイベントにもなかなか参加できていないので、積極的に参加していきたいです。

稲守特典のセミナーやコミュニティ活動で他社のエンジニアの方々と接する機会が増えたり、AWSというキーワードのもと、より深い交流が生まれたりすることは魅力的です。また、第三者的に評価されたことで社内でも自身の業務について理解いただきやすくなった実感があります。実務としてもプラットフォームエンジニアリングにチャレンジする役割が与えられるなど、さらに得意領域を広げる機会が得られてきています。
山下2回目は初回受賞時に比べ部内の反応が薄く残念でしたが(笑)、職位を上げていただいたり、「RSAカンファレンス」というセキュリティジャンルでもっとも大きなグローバルイベントにお客様と参加する機会が与えられるなど、さまざまな恩恵を実感しています。また、今年から社内で「タスクオファー」というスキルマッチングの仕組みの試験運用が始まりまして、自身の担当でAWS案件が縮小しそうなときに手を挙げると他部署からオファーが来て、実際に相談される機会が増えて来ています。今年はこの仕組みを活用して、CTC全社的なAWSビジネスの推進に貢献したいと考えています。
AWS佐藤皆さん、ご自身の評価が高まり、スキルの幅を広げる活動につながっているようで素晴らしいですね。他のエンジニアの方に影響力を与えるのも「AWS Top Engineers」にとって重要な役割ですので、ご自身の担当の枠を超えて評価、活動しやすくなってこられているのはとても良いことだと思います。AWS Jr. Championsのお2人も、今年6月に開催された AWS Summit Japan での表彰後から活動を始められていると思いますが、いかがですか?
酢谷AWS Jr. Champions限定のコミュニティに参加、他社の活気ある同世代のエンジニアの方々と交流できるのが一番のメリットだと思います。ライトニングトーク形式での発表などアウトプットの練習機会もあり、ステップアップのための環境がすごく整っています。
個人的にはWebにブログ記事を投稿しましたし、CTCが年に一度開催しているイベント「CTC Forum 2024」でも、セッションの登壇が決まりました。これらもチャンピオンだからこそ声がかかると思いますし、チャレンジの機会が確実に増えています。
近藤私は地方からAWSを盛り上げていこうという思いで、社外の活動としては九州エリアのJr. Championsと共にコミュニティを結成しました。社内では、福岡から広島や大阪を巻き込み西日本エリアで、仮想のお客様案件を設定した3日間のハンズオントレーニングを1から企画しました。約50名に参加いただき、AWS若手エンジニアの育成に取り組んでいます。
AWS佐藤お2人とも着実に活動を積み重ねておられて、素晴らしいですね。どうしても東京に情報が集中しがちなので、地域活性化には私も着目しています。

これから受賞を目指すエンジニアの方へのメッセージ
AWS田中氏それでは最後に、これから「AWS Top Engineers」「AWS Jr. Champions」にチャレンジする方に向けて、お1人ずつメッセージをいただけますか?
園田クラウド化が進む中、新たな知識を得ることはエンジニアにとってもはや必須です。何かをインプットしたらアウトプットすることが大切ですので、この制度をもっと活用して自身のスキルやプレゼンスを高めて欲しいです。私もこれから社内ブログの立ち上げを計画していて、さらに積極的に発信を続けたいと思っています。
高橋CTCには各部署に実力のあるエンジニアが大勢いますので、これからも声がけを続けて行きます。エンジニアにとって自身の能力や知識、スキルをアウトプットしてアピールすることが重要になってきていますので、今後も積極的にその活動を支援していきたいと考えています。
畑山普段の案件の中で、何を価値として提供しているのかをしっかり理解しながら仕事していけば、おのずと自身のアピールポイントとしてエントリー時の材料になります。なので、日頃からお客様にどのような価値を提供しているのかを考えて業務に取り組むことが、大切だと思います。
山下セキュリティの観点を完全に満たすことは難しく、現実的な納期やコスト、運用性との兼ね合いでどこかしら、妥協する必要が出てきます。その中でどう考え、何を優先したのか、何を取捨選択したのかをたくさん考えて議論して、泥臭く進めてきたことを発信することが多くの方に響いて、評価にもつながると感じています。
稲守インプットの面では、多くのエンジニアがSNSで情報発信されていますので、有力なアカウントをフォローして世の中の流れを把握することが大切です。そしてモノがないと構築できないオンプレと違い、クラウドは環境構築がやりやすい特徴がありますので、まず自分の手で実際に試してみること。そして、それを小さく繰り返し行い、知見を高めることが大切だと思っています。
近藤受賞していま思うことは、そんなにアウトプットを恐れなくていいんじゃないかなと。私もエントリー時、アウトプットの成果が少なくて苦労したので、これからJr. Championsを目指す方は恐れずにやってみる、チャレンジすることが大事だと思います。また、Jr. Championsを目指す方のアウトプットの機会を増やしたいと思っています。そして私自身もアウトプットを積極的に行い、皆さんのような、「AWS Top Engineers」を目指したいです。
酢谷自分が少しでも興味ある分野を見つけたら、手を動かして実際に試してみることが大切だと思います。技術発信をされているSNSのアカウントのフォローや、JAWS-UG(AWS User Group – Japan:AWSのユーザーコミュニティ)などもうまく使うと、トレンドの把握やアウトプット、社外のエンジニアの方とのコミュニケーションにもつながります。まだJr. Championsは今年でまだ2代目なので、社内の認知度をさらに高めることも自分の役目かと。そして「AWS Top Engineers」を目指したいです。
AWS佐藤ありがとうございます。今回皆さんのお話を直接お伺いして、改めて「AWS Ambassadors」「AWS Top Engineers」「AWS Jr. Champions」が、皆様の日々の業務、そして社内でも社外でもご自身のプレゼンスを高めることに、いろいろと役に立っていることがよく分かりました。皆さんもおっしゃるように情報を集めて知識としたら自分で試し、さらに周囲に広めていく。そんな活動を積み重ねていくことが大切です。引き続き、社内外でAWSビジネスを盛り上げていただければと思います。皆さん、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
一同ありがとうございました。
今回選出されたAWS Top Engineersを筆頭に、CTCにはインフラ、開発、専門領域のエンジニア陣が多数在籍し、AWSの利活用をご支援しています。
ぜひ、AWSへのマイグレーションでお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。
