新規事業プランのタネを生み出す参加者主導型『第5回デジマ式』ワークショップ開催レポート
2019年2月13日(水)にInnovation Space DEJIMAにて5回目となる「デジマ式」を開催!
デジマ式は新規事業プランのタネを生み出す参加者主導型ワークショップです。
日本の各地が抱える100を超える社会課題をスタート地点に16人(4人×4チーム ※1企業4名)のメンバーが仮説からではなく事実から課題解決プランを考えます。
私たちに何ができるのか?
を考えるあっという間の3時間のワークショップです。
※デジマ式は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社と株式会社イー・エージェンシーが共同開催するワークショップです。

デジマ式ワークショップは何をする場所?ここは『アイデアを形に変える場所』
課題解決プラン?ワークショップでは実際何をするの?
まず、そんな心配があったら一旦横に置いてください。
「今日はすべて自分ごと化して考える」心構えは至ってシンプル!
ここは『アイデアを形に変える場所』デジマ式。
手法は『ブレスト(ブレーンストーミング)形式』で一人ひとりが課題を自分ごと化してアイデアを出していく、そこにみんなのブレーンが集まることでアイデアを嵐のように出し合っていきます。
ブレスト中はもちろん「批判厳禁」「自由奔放」「質より量」「便乗歓迎」
とにかく楽しむことを心がけます!
それぞれの考え方や得意なジャンルが異なるため相乗効果を起こして一人では思いつかないユニークなアイデアをたくさん生み出していきます。
今日のGOALは『デジマ式でアイデアを形に変えること』!


ファシリテーターはおもてなしを科学する株式会社イー・エージェンシーの五十嵐さん(壇上左)と甲斐さん(壇上右)のふたり
ワールドカフェ形式で進行!

では、掛け声とともにデジマ式スタート!

みんなでガッツポーズ
まずは課題を探す
ひとりひとりが1つの課題を選びます
課題を探す
短い時間で課題を探すコツは課題の上に貼ってあるシールに書かれた『地域』や『ジャンル』『おすすめ度』をみて!興味のキッカケ、共感ポイントを見つけてください!



デジマ式の課題は、株式会社イー・エージェンシーさんが開催する
地域・社会課題を顕在化させるイベント『さぶみっと!ヨクスル』で集まった100を超える事実課題を題材として提供され、ひとりひとりが資料を手に取り課題を選んでいきます。
課題のジャンルは「ものづくり」「観光」「食/文化」「医療/健康」「雇用促進」「教育/スポーツ」とさまざまです!
ひとりひとりが1つの課題を選んでチームで1つに絞ります
1つに絞る
まずは選んだ理由、共感ポイントをチーム内で共有して。そのなかから、自分ごと化して考えたくなる課題を選んでください!


まず全員が課題を見つけた後、チームのテーブルに戻りそれぞれの課題を説明し共有していきます。
そして、最終的に各チームごとで1つの課題に絞り込み、その日みんなで考えていく4つの課題が決まります。
では、セッション開始!
ワールドカフェ形式だから、4つの企業が混ざる
セッション
デジマ式はワールドカフェ形式!だから新しいアイデアを生み出しやすい!「批判厳禁」「自由奔放」「質より量」「便乗歓迎」でそれぞれの提案にエッセンスを加えよう!



セッションを重ねるごとに、新しい「できること」が増えていきます。そして最終セッションではたくさんのアイデアから「したい!」ことを選びます。

いよいよ発表!
発表することでもっと自分ごと化へ
アイデア共有
発表する場を持つことで、「したい」という気持ちが強化していきます。新しいアイデアを生み出す、生まれる楽しさを共有してください!



まとめ:「アイデアが生まれる」デジマ式
DEJIMA シニアプロデューサー 五十嵐 知宏より
『デジマ式』はアイデアを出すワークショップですが、後日のフォローアップでアイデアを育てていくこともしています。
デジマ式を続けている理由の一つは新規事業部門を横でつなげる事にあります。
さまざまな業種の方に参加してもらい、実際にワーショップをきっかけにつながっていく事を実感しています。
今日もアイデアを出す、という流れをサポートしてきましたが、出たアイデアを実現し、これをきっかけにこの場で生まれたつながりを大切にしてほしいと考えています。
今日出たアイデアの解決方法が『アプリケーションを作る』など、テクノロジーが必要でしたらCTCとして一緒に支援できる体制もあります。
またここ五反田にはIT関連含めたスタートアップがたくさん存在しており、我々がもつコミュニティ連携で一緒につながってアイデアを生み出していきましょう!


デジマ式を終えた感想

- 他の方のご意見を頂くことが非常に有益
ワールドカフェ方式が非常に有益 - 社会の実課題ベースで考えることで単なるトライアルではなく実際のソリューション開発を行なっているという使命感を持って参加できた
- 程よい疲労感があるワークショップでした
他の会社の方とのアイデア交流が出来て興味深かったです - 企画、進行含め、同様のブレストを社内で実施する際の参考になった