CTCテクノロジー、システム保守サービス「Avail-I」を開始

マルチベンダー環境での障害検知を自動化し、お客様の保守対応の負担と復旧までの時間を削減

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2016年04月05日 シーティーシー・テクノロジー株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、ITシステムの保守サポートや運用サービス、教育事業を手掛けるシーティーシー・テクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森山 一信、以下:CTCテクノロジー)は、マルチベンダー環境での障害検知・切り分けのためのログ収集を自動化し、効率的なシステム保守を実現するサービス「Avail-I(アベイルワン)」の提供を本日から開始します。価格は年額120万円(税別)からです。企業の情報システム部門を対象に営業展開し、3年間で300件の提供を目指します。

Avail-Iは、障害の検知や切り分けのためのログ収集など、障害発生に伴うシステム管理者の業務を自動化するサービスです。お客様サイトに設置した自動ログ収集サーバを通じて、システムに生じるイベントを監視し、障害や異常を検知した際には、要因特定に必要なログを自動で収集してCTCテクノロジーの管理サーバに送信します。収集した情報に基づき障害機器を特定し、保守契約に準じて保守エンジニアが障害対応を行います。お客様が障害を切り分けたり、保守窓口に問い合わせたりする必要がなく、自動化されていることで復旧までの時間を短縮することができます。
CTCテクノロジーは、長年、マルチベンダー環境での保守サポートサービスやシステム運用サービスを提供しています。蓄積したノウハウを活かして、「リモートオペレーションセンター」からの遠隔運用サービスや、障害情報を発生からクローズまで記録し管理するツール「IT LifeGear」も提供しており、それらのサービス提供で得た技術をもとに今回Avail-Iを開発しました。
今後CTCテクノロジーは、継続した開発を実施し、Avail-Iの対象機器拡大やアプリケーションレイヤーを含めたシステム可視化など、サービス提供範囲を拡大する予定です。運用サービスとの連携も強化して、お客様企業でのシステム運用業務の効率化を支援していきます。

Avail-Iの特長

障害情報収集の自動化

ハードウェア障害対応に必要な障害イベントを常時検知し、検知後、1次切り分けに必要なログを自動収集して管理サーバへ送信します。また、障害対応に必要となる機器情報(ホスト名、機種名、S/N、OS、死活状況)を定期的に収集します。

インシデントの一元管理

障害発生のインシデントの発行からクローズまでを一元管理し、障害イベントと自動収集したログを調査して障害機器を特定します。保守契約に準じて保守エンジニアの派遣を行います。

アラート及びお客様専用のポータルサイトを提供

製品や脆弱性に関連する警告情報(アラート)の有無を調査して提供します。また、お客様専用のポータルサイトをインターネットにて提供し、インシデント情報や機器情報を確認できます。

Avail-Iのサービス概要図

Avail-Iのサービス概要図

Avail-Iに関する詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。

CTCテクノロジーについて

CTCグループで、保守・運用・監視サービスなどのお客様サポートを担う会社です。マルチベンダー環境で培った高い技術力と問題解決力をベースに、全国約100ヵ所のカスタマーサービス拠点から、24時間365日体制でお客様のシステムをサポートします。また、ベンダー各社の認定トレーニングを始めとする教育・研修サービスや、オフィスやデータセンターの移転に伴う設備の設計や工事などを展開しています。

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・テクノロジー株式会社
Avail企画開発部

TEL:03-6238-6740
E-Mail:avail-one-press@ctc-g.co.jp

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