ソフトバンク LTEサービスのトラフィック集約・転送システムを構築

米国ビッグスイッチネットワークス社のSDNソリューションを活用

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2017年03月07日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、以下:CTC)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:宮内 謙、以下:ソフトバンク)のLTEサービスのトラフィック集約・転送システムを構築しました。本システムには、ソフトウェアでネットワークを制御するソフトウェア・デファインド・ネットワーク(SDN)技術を採用しており、米国ビッグスイッチネットワーク社のSDNソリューション「Big Monitoring Fabric」を導入しました。2017年2月に稼働を開始しています。

安定したモバイル通信環境を提供するためには、通信データの収集と様々な解析が必要となります。今回、全通信データからLTEサービスのトラフィックデータを収集・集約し解析システムに転送するシステムの更改が行われ、高性能で運用性に優れたSDN技術が採用されました。データの転送速度向上と運用コストの削減を実現します。

Big Monitoring Fabricは、パフォーマンスに影響することなくネットワークトラフィックの可視化を実現し、低コストで導入・運用が可能なSDNソリューションです。今回のシステムでは、最新のホワイトボックススイッチ※1との併用により、ネットワークで接続された各機器のソフトウェア更新やハードウェア交換時の再設定などの運用業務を効率化し、転送速度の向上とトータルコストの削減を図ります。また、このシステムでは、ネットワーク全域をモニタリングすることができ、ネットワーク管理者による多方面なトラフィック解析を可能にします。

CTCでは今後も、これまでに培ったマルチベンダー環境でのシステム構築と運用のノウハウに加え、最新のSDNやネットワーク機能を仮想化する製品を積極的に活用し、高性能で安定した通信インフラを提供します。

  • ※1 ホワイトボックススイッチ:ソフトウェアを含まないネットワークスイッチ。ソフトウェアとハードウェアが統合された従来のスイッチと異なり、OSを含むソフトウェアをユーザーが選択できます。従来型のスイッチよりも安価で、既に大規模データセンターなどで利用が始まっています。

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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