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CTC Forum 2015 Tokyo CTC講演

基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2」の3つのポイント

更新

基幹系システムに特化したクラウドサービス
「CUVICmc2」の3つのポイント

  • クラウド
  • ERP
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
クラウドサービス企画開発部 部長代行 神原 宏行

クラウドサービス企画開発部 部長代行 神原 宏行

基幹系システムの運用には多大なコストと負荷がかかるため、クラウド利用を含め基幹系システムをアウトソースしたいというニーズを多くの企業がお持ちです。しかし基幹系システムをパブリッククラウドへ移行するには、可用性の担保や性能保証、セキュリティやコスト面などに課題が残ります。こうした企業のクラウド利用の課題を解決するため、CTCは基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2」を立ち上げました。

CUVICmc2は、ミッションクリティカルなシステムに特化したIaaSで業績を伸ばしている米バーチャストリーム社の技術と、CTCのシステム運用ノウハウを組み合わせてサービスを提供します。最大の特長は「性能保証」「高いセキュリティとコンプライアンス」「実使用量ベース」の3つ。一般的なクラウドサービスは仮想マシンの稼働率の保証にとどまりますが、CUVICmc2はさらに踏み込み、ストレージの応答時間と大規模災害時の復旧性能まで保証します。また調査会社の米ガートナー社からIaaS分野で世界ナンバーワンのセキュリティの評価を得ているバーチャストリームのアーキテクチャを踏襲し、きわめて高度なセキュリティ設計を実現しています。

さらに、バーチャストリームが特許を持つ「μVM」というコンピューティングリソースの単位を採用し、これまでのクラウドでは難しかった実使用量ベースでの従量課金も実現しています。

現状のオンプレミス環境のアセスメントを行う「Advisory Service」、サーバとストレージ、vHANAの基盤サービス「Cloud Platform Service」、仮想マシンのゲストOSとミドルウェアの運用を行う「CloudCover Service」といったメニューも合わせて提供します。CUVICmc2はCTCの次期基幹系システムへの採用も決まりました。本番環境リリースは2016年4月の予定です。ご期待ください。

他講演レポート

2015年10月16日開催「CTC Forum 2015 Tokyo」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。

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