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ChatGPTとは?できること・メリット・使い方などを解説!

高度AI

公開日:2023.08.23

更新日:2026.03.06

ChatGPTとは?できること・メリット・使い方などを解説!

    ChatGPTとは?できること・メリット・使い方などを解説!

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    ChatGPTは、チャットで指示を入力することで、文章・画像などの生成や調べ物など、さまざまなタスクを実行できるAIです。業務効率化のためのツールとして興味はあるものの、具体的な活用方法をイメージできず、導入を進められてない人もいるかもしれません。

    本記事では、ChatGPTの概要やできること、導入するメリット、利用手順などを解説します。業務でChatGPTを活用したい人は、ぜひ参考にしてください。
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    ChatGPTとは?

    ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、アメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスです。GPTとは「Generative Pre-trained Transformer(生成的事前学習変換器)」を意味します。

    ChatGPTの大きな特徴は、ユーザーが投げかける言葉に対して自然に応答できる点です。Generative AI(生成AI)の一種として、膨大な量のテキストデータを解析し、その結果をもとに会話を生成する能力を持っています。

    ChatGPTの仕組み

    ChatGPTの仕組みを示すLLMとRLHFの関係図

    ChatGPTは、大規模言語モデルのLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を採用しています。LLMは大量のテキストデータを自然言語処理アルゴリズムで分析し、人間と同じように自然な文章を生成できる技術です。

    また、RLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback:人間のフィードバックによる強化学習)を搭載している点も特徴です。RLHFによって人間の好みや価値観に合わせたLLMの調整が可能で、指示を入力するごとに、より自然な会話ができるように設計されています。

    ChatGPTの進化の変遷

    ChatGPTは誕生以来、モデルを刷新することで大幅な進化を遂げてきました。今までの主要なモデルをまとめると、以下のようになります。

    モデル名

    リリース年

    概要

    GPT-1

    2018年

    言語理解や生成能力を持つ、GPTシリーズの最初のモデル。

    GPT-2

    2019年

    GPT-1より多くのデータの解析が可能で、文章生成能力を持つ。

    GPT-3

    2020年

    人間と同程度の文章生成能力を持つ。

    GPT-3.5

    2022年

    インターフェース面が改良され、ChatGPTとして爆発的に普及するきっかけになったモデル。

    GPT-4

    2023年

    回答の精度が向上したほか、画像データにも対応可能。

    GPT-4o

    2024年

    画像や音声認識の精度、回答速度が向上。

    GPT-5

    2025年

    応答スピードや回答の正確性を複数のモードから選択でき、より柔軟な活用が可能。

    モデルが進化するにつれて、より正確に指示を理解し、精度の高い回答をすることが可能になりました。また、画像データの読み取り機能が追加されたり応答スピードの変更が可能になったりなど、より便利に使えるようになっています。

    ChatGPTでできること8選

    ここからは、ChatGPTでできることとして、以下の8つを紹介します。

    ChatGPTでできる8つの機能

    それぞれの機能を理解することで、自社の業務でどのように活用できるかイメージしやすくなります。ChatGPTを導入する前に、ぜひ確認しておきましょう。

    調べ物

    ChatGPTでは、用語の意味や道具の使い方など、わからないことをチャットで質問するだけで手軽に調べられます。画像検索のように、名前がわからないものの写真を送信し、何であるかを特定してもらうことも可能です。

    また、通常より深く物事を調べる「Deep Research」という機能もあります。Deep Researchでは、指定した内容について、数十~数百の情報源をもとに時間をかけて調査し、長文のレポートにまとめてくれます。情報源のURLも提示されるため、正確な情報を得たい場合に便利です。

    ただし、料金プランによっては、Deep Researchの使用回数に制限がある点に注意しましょう。

    文章の生成・添削

    ChatGPTにテーマや文字数を指定することで、条件に沿って文章を書いてもらえます。活用できるシーンとしては以下が挙げられます。

    • 新商品の特徴をまとめた、セールス文章を書きたい

    • 自社の公式サイトに載せるため、会社の特徴を短くまとめたい

    • 取引先に送る適切なメールの文章を考えたい

    • 企画書を作成するため、全体の構成から文章を考えたい

    また、自分が作成した文章を送信して、ChatGPTに添削してもらうことも可能です。「日本語の誤りがないか」「意味がわかりにくい箇所がないか」などをチェックでき、クオリティをより高められます。

    文章の要約

    長い文章をChatGPTに読み込ませることで、内容を簡潔に要約してくれます。業務上で学術的な論文や調査データなどを確認する際に、何が書かれているかを素早く判断できるようになります。

    また、ミーティング参加者の発言をすべて文字起こしして、ChatGPTに要約させることで、議事録を作るという使い方も可能です。

    作業内容に合わせて要約機能を使いこなせると、情報のインプットやアウトプットを効率良く進められ、生産性が向上しやすくなります。

    ブレインストーミング 

    ブレインストーミングとは、複数の人が集まって自由に意見を出し合うことで、新たなアイデアを得る手法です。

    ChatGPTを使うと、議論のテーマを与えることで多数のアイデアを出してくれるため、自分一人だけでもブレインストーミングができます。たとえば「顧客のニーズを踏まえた新商品の特徴は?」「斬新な広告戦略のアイデアは?」などのテーマで壁打ちが可能です。

    企画職やクリエイティブ職など、柔軟な発想が求められる業種では、とくに有用な使い方です。

    外国語の翻訳

    外国語で書かれた文章をChatGPTに読み込ませることで、自然な日本語に翻訳してくれます。ChatGPTは、英語やスペイン語、中国語など、80か国以上の言語に対応しています。海外の人とメールでやり取りしたり、外国の資料を読んだりする際に便利です。

    単なる直訳ではなく、前後の文脈を汲み取って翻訳するため、機械翻訳特有の違和感がない自然な文章を作成できます。

    プログラミングコードの作成

    ChatGPTにプログラムの機能や画面の見た目、使用言語などを伝えることで、要件を満たしたプログラミングコードを作成してくれます。たとえば以下のような、さまざまな言語を用いたプログラミングが可能です。

    • Python

    • JavaScript

    • Ruby

    • PHP

    • HTML/CSS

    また、自分が作成したプログラミングコードと、発生している不具合を伝えると、修正すべき箇所を教えてくれます。ChatGPTを活用することで、新規開発から改修まで、幅広いプログラミング業務を効率化できます。

    画像生成 

    ChatGPTは文章だけでなく、オリジナルの画像も生成できます。「水平線に沈む夕日」「自身の似顔絵風のSNSアイコン」などの指示を入力することで、要件を満たす画像を生成可能です。イラストから写真まで、幅広いタイプの画像を作成できます。社内資料や広告バナー、チラシなどの制作において、オリジナルの画像を使いたいときに便利です。

    ただし、生成された画像を商用利用する際は、既存の著作物に似ていないかを確認しましょう。

    動画の作成

    ChatGPTには、動画生成AIの「Sora」が搭載されており、専門知識がなくてもオリジナルの動画を作成できます。内容をテキストで伝えたり、使ってほしい画像を指定したりすることで、イメージに沿った動画を生成します。また、既存の動画の再編集や、2つの異なる動画の融合なども可能です。

    SNS向けのショート広告や、Webサイトのトップに掲載するイメージ動画などを素早く作成できるため、低コストで訴求力の高いコンテンツを発信したい場合に最適です。

    ただし、Soraを使うには有料プラン(「Plus」プラン以上)へ加入する必要があります。ChatGPTで動画の作成を効率化したい人は、有料プランへの加入を検討してみることもおすすめです。

    ビジネスでChatGPTを利用するメリット

    ここからは、ビジネスでChatGPTを利用するメリットとして、以下の2点を解説します。

    • 業務を効率化できる

    • 新たなアイデアを得られる

    メリットを把握することで、ChatGPT導入後の現場の様子を、より明確にイメージできます。ChatGPTを利用するか迷っている人は、ぜひ確認しておきましょう。

    業務を効率化できる

    ChatGPTを使うと、文章を即座に作成したり、調べ物をスムーズに行えたりするため、業務効率化を図れます。とくに企画書や議事録などの資料作成においては、幅広い用途で使用でき、制作時間を短縮することが可能です。

    全社員にChatGPTの使い方を共有し、積極的な活用を呼びかけることで、資料作成やメール対応など、細かい業務の工数を削減できます。その結果、商品の企画や開発などのコア業務に注力しやすくなり、業績の向上も期待できるでしょう。

    新たなアイデアを得られる

    アイデア出しをChatGPTがサポートする概念図

    ChatGPTを導入すると、企画立案や新商品開発を目的としたブレインストーミングができるようになります。そのため、自分一人では思いつかない、斬新なアイデアが浮かびやすくなります。

    ブレインストーミングができるだけでなく、文章やプログラミングコードを修正する際に、改善のアイデアを得やすい点も魅力です。

    ChatGPTからアイデアを得ることで、新しい企画・商品の開発や、よりクオリティの高い成果物の制作が容易になります。より魅力的な商品やサービスを生み出せるようになれば、結果として顧客満足度も向上させやすくなるでしょう。

    ChatGPTの基本的な使い方

    ChatGPTの基本的な使い方は、以下の3ステップです。

    1. ChatGPTにログインする

    2. チャット画面で指示を入力する

    3. 生成された回答をもとに会話する

    あらかじめ使い方を把握することで、業務へスムーズに導入しやすくなるため、確認しておきましょう。

    1. ChatGPTにログインする 

    ChatGPTを利用するには、検索エンジンで「ChatGPT」と検索し、公式サイトにアクセスします。アクセスした後は、画面右上の「ログイン」から、自身のアカウントにログインしましょう。

    ChatGPT公式サイトのログイン画面とログインボタン

    ChatGPTを初めて利用する際は「サインアップ」を選択し、画面の案内に従ってメールアドレスを入力することで、アカウント登録を行います。GoogleアカウントやMicrosoftアカウントとの連携による登録も可能です。

    2. チャット画面で指示を入力する

    ログイン後は、画面中央のチャット入力欄で指示をすることで、ChatGPTが指定された作業を実行してくれます。テキストで指示を入力し、Enterキーで送信しましょう。入力欄の右にあるマイクのマークをクリックすると、音声入力も可能です。

    また、チャット入力欄の左にある「+」を押すと、通常の指示以外に、さまざまな機能を利用できます。

    ChatGPTチャット入力欄と追加機能の選択肢

    利用できる機能の例としては、以下が挙げられます。

    機能

    概要

    写真とファイルを追加

    画像や文書ファイルを指定したうえで指示を入力できる

    画像を作成する

    入力した指示に従って、オリジナルの画像を生成する

    考えています

    ChatGPTの思考時間を切り替えて、より正確な回答を得られる

    Deep Research

    通常より多くの情報源を調査し、ボリューム重視の回答を生成する

    ショッピングアシスタント

    入力した条件をもとに、適切な商品を紹介する

    それぞれの機能を理解することで、ChatGPTをより幅広い業務で活用でき、生産性をさらに向上させられます。

    3.生成された回答をもとに会話する

    チャットで指示を送信した後、しばらく待つとChatGPTが返答してくれます。その内容を受けて、追加の質問や指示がある場合は、再度チャットに入力しましょう。

    ChatGPTの回答と追加質問のための入力画面

    一度の指示で完璧な回答が得られない場合でも、対話を重ねることで内容がブラッシュアップされ、徐々に求めている答えに近づけられます。

    【補足】アプリ版も使用可能 

    ChatGPTはブラウザ版だけでなく、アプリ版も制作されています。ChatGPTのアプリをダウンロードすることで、ブラウザを開かなくても利用可能です。アプリからログインした後は、ブラウザ版と同じように操作できます。

    スマートフォンの場合、iOSはApp Store、AndroidはGoogle Playからアプリをダウンロードできます。

    ChatGPTの料金プラン

    ChatGPTの料金プランは、大きく以下の6つに分かれます。

    プラン名

    料金

    特徴

    無料版

    無料

    ・チャット入力や画像生成、Deep Researchが可能(回数に上限あり)

    Go

    8ドル/月(約1,264円/月)

    ・無料版より多くのチャット入力や画像生成が可能

    Plus

    20ドル/月(約3,160円/月)

    ・Deep Researchの使用回数が増加
    ・Soraを用いた動画生成が可能

    Pro

    200ドル/月(約31,600円/月)

    ・チャット入力や画像生成を、回数無制限で実行可能
    ・入力内容に対する推論能力が最大まで強化

    Business

    25ドル/月(約3,950円/月)
    ※ユーザー1人あたりの料金

    ・Plusプランの仕様に、データ分析やCanvasなど、よりビジネス向けの機能を搭載

    Enterprise

    要お問い合わせ

    ・Businessプランより長文の指示に対応できる
    ・AIの活用方法についてサポートを受けられる(対象となる場合のみ)

    ※日本円の料金は「1ドル=158円」で換算したものを記載

    ChatGPTは無料でも利用できますが、チャット入力をはじめ、各機能の使用回数が制限されています。業務で本格的に利用する場合は、使用回数や必要な機能などを考慮し、自分のニーズに合う有料プランを契約するのがおすすめです。

    ChatGPTを利用する際の注意点

    ここからは、ChatGPTを利用する際の注意点として、以下の3点を解説します。

    • 指示によっては期待する回答が出力されない

    • 誤った回答が出力される可能性がある

    • 機密情報が漏えいする恐れがある

    注意点を理解せずに利用すると、思うように業務が進まなかったり、情報漏えいが発生したりする恐れがあります。ChatGPTを安全かつ効果的に活用するため、ぜひ確認しておきましょう。

    指示によっては期待する回答が出力されない 

    ChatGPTに入力する指示が曖昧だと、期待していた回答が得られないことがあります。より的確な回答を得るには、利用目的や対象者などを明確に指示することが大切です。

    たとえば「文字起こしの内容から議事録をまとめて」とだけ指示しても、意図が十分に伝わらない可能性があります。「会議に参加できなかった部長への報告用に、決定事項を重点的にまとめて」と具体的に伝えることで、より意図に沿った要約の作成が可能です。

    また「1,000文字以内で、3項目の箇条書きでまとめて」というように、文字数や出力形式なども指定すると、期待している内容を出力させやすくなります。

    思い通りの回答をなかなか得られない場合は、書籍や外部セミナーなどを活用し、効果的な指示の出し方を勉強することも検討してみましょう。

    誤った回答が出力される可能性がある

    ChatGPTは、常に正確な回答ができるとは限りません。何か質問をした際に「わからない」と答えるのではなく、偽の情報をあたかも本当であるかのように伝えることがあります。たとえば、特定の事項に関する統計データがないか調べてもらった結果、存在しないデータを提示される可能性があります。

    このように、AIから偽の情報を提示されることを「ハルシネーション」と呼び、ChatGPTに限らず生成AIを使う際に注意すべき現象です。

    ChatGPTで調べ物を行う際は、回答を鵜呑みにしないよう意識しましょう。出力された内容が正しいか、自分で調べ直すことが大切です。

    機密情報が漏えいする恐れがある

    ChatGPT利用時の情報漏えいリスクフロー

    ChatGPTは、ユーザーが入力した情報を学習し、ほかのユーザーへの回答に役立てる性質があります。機密情報を入力した場合も同様であるため、ChatGPTが社外秘の情報を学習し、ほかのユーザーへの回答に反映させると、情報漏えいにつながる恐れがあります。最悪の場合、自社のイメージが損なわれ、取引が停止してしまう可能性もゼロではありません。

    原則として、社外秘の資料や顧客の個人情報など、機密情報の入力は避けましょう。また、万が一入力してしまうリスクを防ぐため、送信した内容を学習されないように設定しておきましょう。手順は以下の通りです。

    1. ホーム画面左下の自分のアイコンをクリックし「設定」を選択

    ChatGPTのホーム画面から設定アイコンを選択

    2. 「データコントロール」を選択し「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする

    ChatGPTのデータコントロール設定画面、モデル改善オプション

    予期せぬ情報漏えいを防ぐために、業務で利用する前に設定を確認する癖をつけておきましょう。

    ChatGPTで生産性の向上につなげよう

    本記事では、ChatGPTの概要やできること、導入するメリット、利用手順などを解説しました。

    ChatGPTに指示を出すことで、文章作成や画像生成、動画編集など、さまざまな作業を実行してくれます。うまく活用できれば、幅広い業種において生産性の向上が可能です。

    しかし、指示が具体的でないと、思い通りに出力してくれない可能性があります。また、扱いによっては機密情報が漏えいするリスクもあるため、事前に安全かつ効果的な使い方を理解することが大切です。

    CTCでは、企業内での生成AIの活用を支援する「生成AIアドバイザリサービス」を提供しています。生成AIの活用方法に関する勉強会に参加できるほか、プロンプト(入力する指示文)についてのコンサルティングを受けられます。また、社内の既存システムとAIとの連携をサポートしてもらうことも可能です。

    社内でのChatGPTの導入を考えている人は、ぜひ生成AIアドバイザリサービスの利用を検討してください。

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    執筆者情報

    産業ソリューション事業グループ

    産業ソリューション事業グループでは、企業が社会課題・企業課題・ビジネス課題、それぞれのレイヤーにおいて解決すべき課題を設定し、ITによる解決策発見を支援する業界トレンドや先端テクノロジー、導入事例などをご紹介します。

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