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CSR Forward CTCグループのサステナビリティ

次世代IT人材の育成に貢献するCTCのプログラミング教室

CTCグループは、地域社会の一員として、環境・福祉・次世代育成・国際支援・地域貢献・文化活動など幅広い分野で積極的な社会貢献活動や支援を行うと共に、人材や情報技術などの資源を活用して、豊かな社会の実現を目指しています。
今号では、未来を担う子供たちとITとの出会いの場として運営しているプログラミング教室「未来実現IT教室」のコンテンツの一つ、「みんなでチャレンジ! ITエンジニア」を紹介します。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 広報部 CSR課 酒井 裕美子

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部 CSR課

酒井 裕美子

子供たちの可能性を育む「未来実現IT教室」

未来実現IT教室

「未来実現IT教室」とは、次世代を担う子供たちがプログラミングを通して論理的な思考・創造力・表現力を育むことに貢献できるCSR活動として、2015年から始めたプログラミング教室です。開始以降、タブレット端末を使った「遊べる物語」作りのワークショップを31回開催し、約700名の子供たちが参加しました。また、2020年の小学校プログラミング教育必修化に向け、2018年にはプログラミング的思考を育む新たな出前授業コンテンツ「みんなでチャレンジ!ITエンジニア」を開発。6回の出前授業を実施し、約400名の子供たちが授業を受けました。

未来実現IT教室

楽しみながらITが学べる「みんなでチャレンジ! ITエンジニア」

「みんなでチャレンジ! ITエンジニア」は、子供たちが「ITエンジニア」となり、身近にITが使われていることを学習しながら、街の配達システムをグループワークで考える自社ソリューションを題材にしたコンテンツです。小さなセンサーロボット(Ozobot)と独自に作成した地図を使い、何通りもある配達ルートの中から効率的な配達ルートを導き出すため、仮説を立て地図の上で実際にセンサーロボットを動かして検証します。

プログラミング言語は用いずに、プログラミング的思考を体験でき、更に学校のICT環境に左右されないことが特徴で、「プログラミング教育といっても何から手をつければよいかわからない」といった現場の先生方の声をもとに開発しました。

今後も「未来実現IT教室」を通じて、次世代を担う人材の育成に貢献していきます。

地図上をトレースして自動で走るOzobotに、子供たちも興味津々。

地図上をトレースして自動で走るOzobotに、子供たちも興味津々。

  • Ozobot:米国Evollve社が開発した世界最小のプログラミングロボット。黒い線に沿って動く「ライントレース」機能を持ち、色の組み合わせによる指示(前に進む・左に曲がる・右に曲がるなど)を読み取って自動走行する。
出典:Best Engine Vol.7

記載内容は掲載当時の情報です。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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