CSR Forward CTCグループのサステナビリティ
特例子会社 CTCひなり株式会社
個々の多様性を尊重し、共に輝く社会へ。

「ひなり」とは、「日々、成長する」という思いを込めた言葉です。
CTCひなり株式会社(略称:ひなり)は、2010年4月に伊藤忠テクノソリューションズが設立した特例子会社です。
東京と浜松にオフィスを構え、浜松では農業と福祉が一体となって行われる農福連携に力を入れています。
拡大する業務
設立当初は従業員数28人(うち障がい者21人)で、CTCグループ社員向けマッサージサービス、オフィスクリーンサービス、ウォッシングサービスのオフィス関連事業と、農作業の請負業務からスタートし、従業員数101人(うち障がい者77人)となりました。2014年からはノベルティの販売やリサイクル&リユース業務、ファイリング業務など業務範囲も広がっています。
ひなりモデル
現在、浜松オフィスでは7軒の契約農家から作業を請け負っており、農業と福祉が一体となる農福連携の取り組みを推進しています。
障がいのある社員(スタッフ)3~5人に対して、スタッフを支援・指導する役割の社員(サポートマネージャー)1人がチームとなって動きます。サポートマネージャーは、農家から学んだ技術をスタッフに伝えるため、作業の手順を一つひとつ写真に撮って説明を加え、マニュアルを作ります。また作物収穫の際などに必要な治具(補助具)も製作します。スタッフの身だしなみチェックや事故がないようにサポートマネージャーが見守るこの形態は「ひなりモデル」と呼ばれています。
農作業を開始した当初、ひなりが請け負う作業はハウス前の清掃や草取りでしたが、決まった作業を必ず実施し、丁寧な作業を行うことで農家との信頼関係を築き、現在では野菜や果物の定植や収穫などの幅広い業務をいただくまでになりました。

色の揃った箱一杯のトマト

アスパラガスを担当するサポートマネージャーとスタッフ
障がい者活躍企業に認定

認証マーク
2020年1月、ひなりは全国重度障害者雇用事業所協会(以下、全重協)から障がい者活躍企業として認証されました。全重協が厚生労働省の委託を受け、障害特性に配慮した雇用管理や雇用形態の見直しなどの優れた取り組みを実施しており、障がい者を多数雇用し、障がい者が活躍している企業を認証するもので、現在60社が認証されています。
ひなりは、社員全員で一歩一歩成長するための努力を続けていきます。
会社データ
会社名 | CTCひなり株式会社(略称:ひなり) ※2020年4月1日に株式会社ひなりから社名を変更 |
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設立 | 2010年4月1日 |
社員数 | 101人(うち障がい者 77人)(2020年4月1日現在) |
代表 | 代表取締役社長 渡邊 香織 |
事業内容 |
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会社案内「ゆくゆく」(2020年4月発行)。
業務内容や浜松、東京での活動を掲載
記載内容は掲載当時の情報です。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。