CEO Message|ITで「世界をGOODに」
DX化の波が、ビジネスの現場から日々の生活、社会全体にまで急速に広がる中、SIer(システムインテグレータ)の役割はこれまで以上に大きなものになっている。
CTCは「Challenging Tomorrow’s Change 変わっていく。挑んでいく。」という企業理念のもと、経営基盤の強化と人的資本の拡充を進め、ITで「世界をGOODに」変えていく挑戦に踏み出している。
半世紀を超えて、築き上げてきた強み
世界は今、かつてない速度で変化し続けています。生成AIをはじめ、クラウドコンピューティング、データアナリティクス、情報セキュリティといった領域では、新しい技術が次々と実用化され、社会の構造そのものを変えつつあります。ITは、企業や産業だけでなく、日々のライフスタイルをも左右する重要な基盤となっています。その中でCTCは、放送・通信から、電力・ガスといったインフラ事業者、物流・交通機関、各種製造業、金融、医療、エンターテインメント、官公庁まで、6,000社を超える多様な企業のデジタル化を支えるパートナーとして事業を展開しています。2024年4月に社長に就任して1年半余りになりますが、全国のお客様と直接対話する中で、「DX化推進のパートナーとして欠かせない」「これからも期待している」と多くの声をいただき、当社が果たしている役割の大きさと責任の重さを実感しています。
CTCがこれほどまでに多様で大規模なお客様から信頼されている理由は、創立から半世紀以上にわたり、一貫して培ってきた「確かな実力」にあります。スタートアップ企業からビッグテックと呼ばれる世界屈指のIT企業群まで、300社以上に及ぶグローバルパートナーシップを築き上げているマルチベンダーとしての立ち位置は、CTCならではの強みです。世界の最先端テクノロジーをいち早く“掘り起こし”、巧みに“組み合わせ”、日本のお客様の環境に合わせてベストな形に“仕立て”、実際の業務の中で安心して使えるように“実装する”。この一連のサイクルを高いレベルで実行する力は、競合がひしめく業界においてもトップレベルにあると確信しています。
「SIer No.1グループ」へ、突破口を開く
しかし、CTCの実力はまだ最大値に達しているとはいえません。今、私たちが目指しているのは「SIer No.1グループ」へのステップアップ。その目標を達成するために欠かせないのが、提案力の強化です。これまでCTCはインフラの構築やシステムの保守運用といった領域で高い評価をいただいてきましたが、これからのSIerには、企業の事業そのものに踏み込み、未来の姿を共に描いていく力が重要になります。情報システム部門だけでなく、経営やビジネスの最前線にいる方々とも対話を重ね、お客様の課題はもちろん、お客様が気づいていない本質的なニーズまでを見極めて投資効果の高いソリューションを提案する。そうした事例を増やし、事業成長のパートナーとして寄り添う存在に進化していきたいと考えています。
求めているのは、挑戦を楽しめる人材
変化の激しい今日、「守り」に入ることは、取り残されることを意味します。CTCがこれからもSIerとして高みを目指していくためには、目まぐるしい変化の波に果敢に飛び込み、古い殻を脱ぎ捨てて、チャレンジを重ねていく必要があります。そうした思いを込めて、昨年、企業理念を「Challenging Tomorrow’s Changes 変わっていく。挑んでいく。」とアップデートしました。変化や失敗を恐れず、一歩前へ踏み出せる人。前例よりも挑戦を選ぶ人。CTCが求めているのは、そんな前向きな思考プロセスを持つ人材です。与えられた課題を解き、決められたタスクを正確にこなすだけでなく、自分からアクションを起こし、思考を巡らせ、新しい答えや価値を生み出す「主体性」と「創造性」を持った方々に当社のドアをたたいて欲しいと思っています。
「ONE TEAM」となって、違いを力に
CTCグループには1万2,000人を超える社員がいます。技術、営業、コンサルティング、運用、企画など、様々な専門性を備えたプロフェッショナルが在籍し、個性や考え方も十人十色です。多様な個の力をつなぎ合わせて組織力を最大限に高めるために、「ONE TEAM」を合言葉に掲げて職域やポジションの上下を越えた交流と協働を推進しています。社員同士がオープンに対話し、アイデアを出し合うことで、一人では成し得ない成果に辿り着くことができる。私自身、立場や職種を越えたチームワークによって、プロジェクトが一気に動き出す瞬間を何度も体験してきました。あなたの強みは、誰かを助ける力になり、誰かの強みはあなたを成長させる力になります。仲間と共に成長し、成果を分かち合う文化を持つ当社は、若い皆さんにとって魅力的な環境だと自負しています。
CTCの人材育成のゴールは「型にはまった社員」を作ることではありません。個々の社員が自分らしさを大切にしながら、夢と目標を持ってキャリアプランを描き、プロフェッショナルとして成長していくこと。一人ひとりの成長が重なり合ったその先に、企業の進化していく道が開かれるのだと信じて、キャリア支援の仕組み作りを行っています。
ITで、社会の課題に答えを出す
日本が、そして世界が持続的な成長を遂げていくためには、克服しなければならない課題がまだ多く残されています。
温室効果ガスの排出抑制、フードロスの削減、クリーンエネルギーの促進、サーキュラーエコノミーの推進――どれも簡単に解ける問題ではありません。しかし、ITにはそれらを解決に導く力があります。「世界をGOODに」――CTCはこれからも“ITの可能性”を追い求め、最大限に活かして、この大きなテーマに真剣に取り組んでいく決意です。創立以来、科学技術分野を強みとして磨き上げてきた技術力、社会インフラを担う幅広いお客様との深い関係の中で蓄えてきた知見やノウハウは、世界が直面している社会課題の解決にも必ず役立つはずです。
伊藤忠グループと一体になり、より大きな挑戦を
TOBを通じて伊藤忠グループと一体化したことにより、CTCのチャンスとフィールドは大きく広がりました。AIや量子コンピューティングをはじめとする成長領域により積極的な研究開発投資を行う環境が整い、伊藤忠デジタルバリューチェーンの中核企業として、グループ各社との連携のもと、これまで以上の大型案件やビッグプロジェクトに参画する機会も増えています。伊藤忠グループが持つ全方位の産業分野にわたる知識とコネクション、企業の上流から下流まで網羅するサプライチェーン構築力、国内外を結ぶネットワーク。それらの資産を当社の力として活かすことで、アクションを起こしやすくなり、より説得力と実効性のある提案ができるようになっています。実際に伊藤忠グループのコンサルティング会社とチームを組み、様々な企業のCIOなどに対する活発なソリューション提案をスタートしており、数年後にはその成果が確実に表れてくるはずだと期待しています。そうした成功事例を、広く社会へ、ワールドワイドへ波及させていくビジョンを描いています。
「世界をGOODに」。この言葉は、CTCが事業を通して社会課題を解決する姿勢を表しています。ITを通じて、企業と社会を強くし、未来を良い方向へ導いていく。これからも私たちのチャレンジに期待してください。
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