CTC、SASと協業しビッグデータビジネスを加速

インメモリ・アナリティクス製品のSAS® Visual Analyticsの販売開始

2012年10月17日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
SAS Institute Japan株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)とSAS Institute Japan株式会社(代表取締役社長:吉田 仁志、本社:東京都港区、以下:SAS)は、ビッグデータ分野における協業を強化することを発表します。
CTCは、SASのインメモリ・アナリティクス製品「SAS® Visual Analytics」の取扱いを本日より開始し、売上分析や、マーケティング、新商品開発などビッグデータの戦略的なビジネス活用を検討する企業に、お客様のデータを使った導入前の事前検証から、システム構築、導入、導入後の技術支援までワンストップで提供します。売上目標は、システム構築やハードウェアなどを含め3年間で30億円です。導入前の事前検証はデル株式会社の製品で行います。

CTCは、SASの販売および開発パートナーとして、ビジネス・インテリジェンス(BI)やマーケティングなどSASのアナリティクス・ソリューションをベースとした大規模なシステム構築において、サーバ、ストレージからミドルウェアの導入・開発・構築まで長年にわたりトータルに提供してきました。高度な分析・シミュレーション技術を必要とする金融、医療・医薬、社会統計業務などの多様な分野において、多数のシステム導入実績があります。

SAS® Visual Analyticsは、従来のデータベース管理システムでは扱えない大量データをリアルタイムに近い時間で探索できるインメモリ・アナリティクス製品で、インメモリ分析エンジン「SAS® LASR™ Analytic Server (レーザー・アナリティック・サーバ)」を基盤にします。高度なビジュアル・インターフェイスを備え、データ統合、データ抽出・変換、データ蓄積、管理・分析の各種機能をオールインワンで兼ね備えた製品であることから、本製品のみでビジネス・アナリティクス(BA)環境を構築することが可能です。業界標準のブレードサーバをベースに、Hadoop分散ファイルシステムを利用し、かつ複数のサーバを使った透過的な分散環境をサポートしたインフラで拡張性の高さも実現しています。また、レポートやダッシュボードは、Webブラウザやタブレット端末などのモバイルデバイスで利用可能で、高度な分析業務を、どこにいても実行可能にします。

CTCは、SAS® Visual Analyticsをベースとしたお客様のBI/BA導入をトータルで支援し、SASが技術支援をします。動作検証は、お客様のより迅速なシステム導入を実現するため、CTCのマルチベンダー環境の総合検証センター、テクニカルソリューションセンターで、CTCとSAS共同で実施しています。また、デル株式会社の協力により、ハードウェアとソフトウェアのオールインワンパッケージも用意しており、お客様の早期のBI/BA導入を様々な方法で支援します。

今後、CTCとSASは、ビッグデータに関連したサービスの連携を強化し、お客様の様々なニーズにお応えし、大量データ活用によるお客様企業の価値向上に向けたソリューション開発やサービス提供力の強化を図っていきます。

SAS® Visual Analyticsの機能全体イメージ

SAS® Visual Analyticsの機能全体イメージ

分析対象のデータを、一度の操作で数秒で解析

地図上にバブルプロット表示した分析結果イメージ

地図上にバブルプロット表示した分析結果イメージ

様々な形式でのチャート表示が可能

「ビッグデータの可能性を活かす戦略的情報活用基盤セミナー」開催

11月9日(金)にCTCとSAS共催セミナーを実施します。製造業や流通業の話題をメインに、それらの企業が抱える課題を、SAS® Visual Analyticsを用いて、どのようにして解決するかを、デモンストレーションを交えて紹介します。詳細は、セミナー紹介ページをご参照ください。
セミナー紹介ページ:http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/jk/2012111g

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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