SailPoint社のID管理システム「SailPoint’s SaaS Identity Platform」を提供開始

IDのライフサイクル管理を自動化して業務を効率化し、企業のセキュリティを強化

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2021年08月27日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、SailPoint Technologies, Inc.(CEO:Mark McClain、本社:米国テキサス州)の、IDの発行から廃棄までのライフサイクル管理を自動化し、業務の効率化やセキュリティ強化につなげるID管理システム「SailPoint's SaaS Identity Platform」の取り扱いを本日から開始します。社内システムとして様々なクラウドサービスを利用し、大規模なID管理を行っている企業を中心に提供し、3年間で30億円の売上を目指します。

近年、各企業では業務としてオンプレミスのシステムに加え様々なクラウドサービスを利用しています。ユーザーは、自社の従業員に加えて、海外のグループ会社や関連会社、パートナー企業などと多岐にわたっており、組織・体制の変更や人事異動に伴う各システムのIDに関する設定の変更も煩雑になってきています。また、設定のミスや遅れに伴い発生するセキュリティリスクの軽減も重要な課題です。

SailPoint's SaaS Identity Platformは、アカウントの源泉となる人事システムやワークフローシステムなどと連携し、従業員の入社や異動、退職に伴うアカウントの発行や権限変更、削除などのライフサイクル管理、各システム上でのIDに関連する情報を可視化し、使用状況を監視するID管理システムです。100種類以上のシステムと連携し、オンプレミスのアプリケーションやクラウド上のファイルへのアクセス履歴を含めて情報を一元化し、定期的な棚卸による使用状況の追跡を行うことでガバナンスの向上につながります。ユーザーがアクセスするたびに企業のセキュリティポリシーとの整合性について自動で検証を行う仕組みで、ゼロトラストセキュリティも実現しています。

また、1回の認証で様々なシステムにログインできるシングルサインオン(SSO)システムと連携することでユーザーの利便性を更に高めることもでき、多要素認証システムと連携し更なるセキュリティ強化を実現することもできます。

CTCは、SailPoint's SaaS Identity Platform の導入に伴うシステム構築やコンサルティング、運用支援サービスを提供します。人事システムやシングルサインオンなどの既存システムとの連携も支援します。

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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