金融機関向けのデジタルマーケティング評価サービスを開始

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、金融商品の販売におけるデジタルマーケティングの有効性を評価するサービス「デジマアセス」を本日から提供します。既に実施しているデジタルマーケティングについて、ターゲティング、タイミング、販売チャネルなどの分類に分けてスコアリングを行い、課題を抽出して顧客満足度を高める施策につなげるサービスです。まずは保険業界を対象に開始し、銀行、証券、クレジットカード業界など金融業界全般に展開する予定です。価格は4ヵ月間500万円（税抜き）からで、3年間で20社への提供を目指します。

社会情勢の変化や消費者ニーズの多様化に伴い、生命保険や損害保険などの金融商品は多様化が進み、発売サイクルも短期化しています。それに伴い、新たな商材の認知や購入者の利便性向上に向けて、デジタルマーケティングの活用が注目されています。

今回提供するサービスは、既に実施しているデジタルマーケティングの有効性を定量的に評価するレポーティングサービスです。ターゲティング、タイミング、販売チャネル、コンテンツ、顧客データ、システム連携、業務フローの7つの分類に分けて妥当性や有効性を定量で評価をします。デジタルマーケティングの経験やスキルを持つエキスパートが、業種ごとに最も効果的なモデルケースと比べて採点を行い、現状の課題と要因を可視化して改善ポイントを提案するサービスで、施策検討に短期間で着手することができます。

CTCは、金融商品の需要予測につながる、顧客の属性データや行動データを統合し分析する大規模システムの構築実績があり、データ分析やデータ活用のノウハウをベースに今回のアセスメントサービスを提供します。また、施策検討のコンサルティング、システムの開発・構築、コンテンツの制作、広告の企画・運用までのトータルな支援も行います。

CTCは今後も、顧客の利便性や満足度の向上を目的としたソリューションを拡充し、デジタル技術を使った金融機関のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援していきます。