デジタル・ビジネスを成功させるのは
お客様とIT企業が一体になった取り組み

デジタル・ビジネスは、IT技術により製品やサービスの「独自性／差別化」「スピード」「改善を継続」という3つのポイントを強化し、顧客に新しい価値を提供したり、競争軸を変化させたりすることで大きく成長させ、新興企業だけでなく従来からの企業にも結果をもたらすものです。

しかし日本の場合、デジタル・ビジネスを推進するうえで大きな課題があります。米国ではシステムを活用する企業が多くのIT技術者を雇ってITへ関与するのに対し、日本ではIT技術者が所属するのは主にIT企業です。そのため日本では、デジタル・ビジネスに向けてシステムを活用するお客様とIT企業が一体となって取り組む必要があると考えています。

デジタル・ビジネスの実現に向け、CTCでも3つの取り組みを進めています。

まずは「アジャイル」。戦略的サービスでは最初に要求仕様を決めることが難しく、迅速なサービスインと継続的開発を実現できるアジャイルな開発スタイルが有効です。

次に「アイデア創出」。ハッカソンを定期開催し、アイデアと開発力を兼備するエンジニアの育成に取り組んでいます。

そして3つめとして、そうしたアイデアを「いち早く具現化、展開」することが重要です。例えば「IBM Bluemix Challenge 2015」で最優秀賞を獲得した「またたび」という名のサービスは、LINEに似た画面の対話型インタフェースで予算や期間などの情報を伝えると、それに合わせて旅行プランを提案してきます。新しいアイデアと、自然言語解析や機械学習など既存技術の組み合わせにより実現したものです。

CTCでは上記の取り組みを体系化、アイデア創出からアプリ開発を支援するサービス「CTC Agilemix」を展開しています。ぜひ活用を検討ください。