2017年1月16日、みずほ銀行とCTCは、みずほ銀行八重洲口支店にあるFinTechコーナーに3台のコミュニケーションロボット(Pepper 、Sota、NAO)を設置し、お客様に資産運用を案内するデモンストレーションを行いました。
みずほ銀行は、お客様向けサービス開発のために新たな技術を積極的に取り入れています。現在全国で20台のPepperが稼働しており、近い将来ロボットが人と協働し、受付や窓口業務、さらにはコンサルティング業務も行っていくと考えています。今回はその先駆けとして、3台のロボットが連携しお客様に資産運用に関する制度説明や情報提供を行うものです。
デモンストレーションは、Pepperがお客様に呼びかけるところから始まります。お客様がPepperの頭をなでると接客を開始。Pepperの呼び掛けに応じ、Sotaがお客様の名前と年齢を確認します。お客様は名前をタブレットに入力し、年齢はお客様の画像解析に基づきSotaが予想します。Sotaの予想した年齢に応じて、「NISAのお得な話」や「海外の金利動向」、「将来のお金の準備」などの資料がモニターに表示され、PepperがNAOと会話しながら説明を行います。
ロボット3台の連携を支えるのは、CTCが提供する「ロボット&IoTプラットフォーム」です。開発を行ったイノベーション推進室 シニアマネージャの松崎氏は「このプラットフォームは、1つの画面で複数の異なる種類のロボットを管理するものです。機能や役割が異なるロボット達の動作や会話を組み合わせ、お客様が直感的に理解できるシナリオを作っていく際には有効なツールです。」と語りました。
CTCは、ロボット&IoTプラットフォームを自社のロボット検証設備「RoBo-LAB(ロボラボ)」でも活用しています。RoBo-LABでは、使用場面に応じた各種ロボットのデモンストレーションや機能の確認、ロボットアプリケーション開発などを行うことができます。
警備や搬送、介護・福祉の現場、接客などさまざまな分野でロボットの活用が進んでおり、国内でもロボットを連携させたサービスが増加するものと予想されます。今後CTCは、コミュニケーションロボットに留まらず多様なロボットへ対応範囲を広げるとともに、タブレット・センサーなどのデバイスと連携する機能を強化するなど、さらなるサービス拡充を行っていきます。
警備や搬送、介護・福祉の現場、接客などさまざまな分野でロボットの活用が進んでおり、国内でもロボットを連携させたサービスが増加するものと予想されます。今後CTCは、コミュニケーションロボットに留まらず多様なロボットへ対応範囲を広げるとともに、タブレット・センサーなどのデバイスと連携する機能を強化するなど、さらなるサービス拡充を行っていきます。
- ※ Sotaはヴイストン株式会社の登録商標です。
- ※ PepperおよびNAOはソフトバンクロボティクス株式会社の各国における登録商標または商標です。
- ※ RoBo-LAB内のサービスはソフトバンクロボティクス株式会社のPepperおよびNAOを活用し、CTCが独自に実施しているものです。