更新
Red Hat Ansible Automationは、米国Red Hat社が開発するオープンソースの構成管理ツールです。サーバー構築から構成の変更、動作確認、確認作業まで一連の作業を自動化することができます。
様々な環境に対応する自動化ソリューション
Red Hat Ansible Automationとは
Red Hat Ansible Automationは、⽶国Red Hat社が開発するオープンソースの構成管理ツールです。
このツールを利用することで、様々な運用の自動化にも利用できます。
「Playbook」という設定ファイルを用いて、サーバー構築から構成の変更、動作確認、確認作業まで一連の作業を自動化できます。設定ファイルがシンプルで管理対象サーバーに特別なソフトウェアをインストールすることなく利用できるなどのメリットがあります。
⾃動化の実⾏エンジンとしてコマンドラインから利⽤するコアモジュールと、そのコアモジュールをGUIで管理し組織的な活⽤を可能にする管理モジュールを組合わせた「Red Hat Ansible Automation」を提供しています。
Red Hat Ansible Automationにできること
手順の置き換え
- 現行の手順をPlaybookとして置き換え自動化
- Playbookは実行可能なパラメータシート兼手順書として利用可能
集合知の活用
- インターネット上に多数のPlaybookが公開されており、ゼロからの試行錯誤を省くことが可能
テストの自動化
- 構築の正しさの検証からインフラの結合テストまで何度でもコストゼロで繰り返し可能
共通化、組み合わせによる自動化の実現
- パーツ化したPlaybookを共有・連結し、大きな自動化を低コストで実現
作業者と認証情報の分離によるセキュリティの向上
- 作業者に対しては、暗号化した認証情報を提示
- 作業内容はPlaybookとして履歴管理され、「いつ」「誰が」「何を」「どこに」実施したかを記録
ノウハウの蓄積を人から組織へ
- 自動化により担当者のノウハウを共有可能。組織全体のスキルアップに貢献。
Red Hat Ansible Automationは汎用性が高く、学習コストも低いため、上記以外にも様々な分野での活用が可能です。
Ansibleで課題を解決
導入効果例
様々な作業フェーズでの、導入効果を紹介します。
