ソリューション

ANSYS DesignSpace

更新

3次元CAD専用解析プログラム

ANSYS DesignSpace の機能をご紹介いたします。

特徴

面-面接触要素

アセンブリ解析における部品間の接触定義には、一般的に次の4種類があります。

①アセンブリを一つの部品とみなしてしまう共有メッシュ法
②部品間のメッシュに整合性を持たせる節点-節点接触要素(ギャップ要素)
③部品間のメッシュの整合性がなく、ずれを考慮できる節点-面接触要素
④メッシュの整合性はなく、ずれを考慮できる上に提供される解析機能により“剛体-弾性体”、“弾性体-弾性体”の接触まで扱える面-面接触

ANSYS DesignSpaceは、接触要素として最も高機能な④の面-面接触要素を採用しています。この面-面接触では、部品間での要素形状を揃える必要がないため、評価したい部品のメッシュを重点的に細かくし、他の部品の要素数を減らすことで、効果的かつ高精度の解析を実現します。

アダプティブメッシュ

繰りかえり計算により自動的にメッシュ密度を上げて解の精度を高めるH法アダプティブメッシュ機能が搭載されています。N回目とN-1回目の計算結果の差を誤差とし、その誤差が指定された範囲内に収束すれば計算を終了します。ANSYS DesignSpaceでは、この誤差(%)と最大計算反復回数を指定できますが、その誤差は必要な解析結果(応力、変位等)に対して個別に設定できます。結果は、注目すべきパーツ、面を指定して表示することも可能です。計算終了後には、誤差の収束状況をグラフで確認できます。

結果評価機能

コンター図、変形図、断面図、等高線/等高面図(アイソサーフェス)、アニメーション、結果表示座標系選択(直交・円筒座標系)、結果のExcel形式、テキスト形式出力などの一般的な各種結果評価機能が行えます。

HTMLレポートツール

設計の情報から、材料特性、解析条件、そして解析結果までが、自動的にHTMLの報告書として出力されます。これにより、ネットワークで共有した情報に基づいて早期に担当者全員が参加して設計検討が行える他、設計者自身も文章作成の手間を最小限に抑えて設計業務に集中することが可能です。報告書はカスタマイズも可能で、会社の定型文章にあわせて作り変えることも出来ます。

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