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|特集|リーダーとして、今求めるべきもの

【特別対談】西本 智実 × 菊地 哲

"幸せ"が何よりも大切

西本
今、社長がおっしゃったことにとても共感します。科学や技術がものすごいスピードで変化し次々と新しいものが生まれていく現在だからこそ、先人たちの素晴らしいものを見直して、復刻することによって、次の一歩の歩き方が変わってくるのかもしれないと思っています。
菊地
新しいことが求められる時代ですが、会社の商売という点で言うと、売上の最も大きな部分は基本的には従来型の商売なんです。CTCグループで言えば、お客様から委託を受けてのシステム構築や、ハードウェア/ソフトウェアの販売・保守です。でも、その中で新しいことに取り組んでいくことは絶対に必要で、最先端のものを取り込むことやイノベーションということを常に意識しています。しかしそれもやはり、従来型の仕事がベースとしてしっかりあってこそだと思うのです。もっと言えば、まずはしっかりと稼げて、社員とその家族に幸せを感じてもらうことが何よりも大事。その責任をしっかりと果たすことが、会社を率いる立場としての自分に課せられた最大の使命だと思っています。西本さんも、やはりクラシックの曲をビシッと演奏すること、それが基本にあるわけですよね。
西本
はい。私のベースは古典です。そしてイルミナートについても、まさに菊地社長のおっしゃるように、まずはメンバーたちに、ここで演奏できることを幸せに思ってもらえる団体にすること、かつメンバーの家族、周りの人たちにも幸せを感じてもらえるような仕事をすることを強く意識しています。その元でしか、いい音楽も新しい芸術も生まれないと思っています。
菊地
"幸せ"っていうとちょっと気恥ずかしいですけど、求めるべきものはやはりそれなんじゃないかなって思いますね。
西本
同感です。この瞬間に集中し、この瞬間に生み出しているものがあり、そんな仕事に没頭している時には自分の存在を認識できます。
菊地
オーケストラは、皆が互いに力を出し合ってこそいい音楽を生み出せる。それを実現に導くのが指揮者ですよね。社長も同じです。皆で力を合わせることで、一人ではとてもできない仕事が可能になります。何かそういうことが達成できた時、人間は大きな幸せを感じることができます。私たちも、組織を率いる立場として、仲間も自分も共にそんな幸せを感じられる仕事をし続けていきたいですね。
西本氏と菊地氏

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