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シリコンバレー現地レポートのイントロダクション
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心に勝つための実戦ゴルフ学のイントロダクション
取材協力/○○○○○
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芹澤 信雄
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今後の進展が期待されるIoT。
モノの状態をデータ化して分析する一連の流れは、1990年代のコンピュータの普及と共に始まりました。
ここではデータ分析の系譜を紐解きながら、CTCのIoTサービスを紹介します。
| 会社名 | ヤフー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー |
| 設立 | 1996年1月31日 |
| 資本金 | 8,388百万円(2016年6月30日時点) |
| 従業員数 | 5,830人(2016年6月30日時点) |
| URL | http://www.yahoo.co.jp/ |
YJ America, Inc.
エグゼクティブ・バイスプレジデント
松谷 憲文氏
標的型攻撃にさらされる企業
近年、「Deep Web/Dark Web」といったサイバー闇市場が急速に広がり、コミュニティーでつながったハッカーたちが様々な犯罪ビジネスを行っています。
例えば、ハッカーがある企業に狙いをつけたとします。まず、ハッカーはコミュニティーからその企業が保有する脆弱性や従業員のプロファイル、利用しているセキュリティ機器、顧客の会員情報等を買います。そしてそれらの情報を整理し、攻撃手法を定めると、新種のマルウェア等のツールを使って攻撃を開始します。これがいわゆる"標的型攻撃"です。また、その企業自体が情報漏洩をしていなくても関連企業等、第三者から漏洩した情報をつなぎ合わせることで、簡単に侵入できてしまうのです。企業側から見ると、いくらセキュリティ対策をとっていても、その内情を丸裸にされてしまっては未知の脅威に対応しきれません。
AIを駆使した新しいテクノロジー
2010年頃を境に新しく誕生したスタートアップ企業を見ると、その多くが「機械学習/自然言語処理/ディープラーニング」といったいわゆるA(I 人工知能)を駆使した技術を進化させています。特に今、スタートアップ企業を多く輩出している領域が、セキュリティ分野におけるEndpoint Security, CloudSecurity, Threat Intelligence, Fraud Preventionです。
近年AIが積極活用されている背景には、従来のセキュリティ技術では未知の脅威に対応できないという前提に立ち、仮に侵入されたとしても早期に発見し、叩くという発想に転換したことがあります。Endpoint Securityでは未知のマルウェアを検知するために、機械学習を使ってマルウェアの振る舞いや属性を深く分析する技術が生まれています。またThreat IntelligenceではDark Webで取り引きされている情報を収集し、機械学習、自然言語処理といった技術で分析することで、今後生じる攻撃手法を事前に把握することを確認しています。総じてAIは犯罪者側の動向を理解する技術として使用されています。
AIを活用した次世代Endpoint SecurityのSentinelOne
SentinelOneは機械学習を用いた次世代アンチウイルス製品で、特筆すべきは、1つの製品で、未知のマルウェアやExploitといった様々な脅威から守れるほか、仮に感染しても元の状態に戻せる復旧の機能が備わっていることです。新手の攻撃への耐性に強く、AIを活用して「ハッカーから見た場合に、突破しにくい非常に厄介な仕組み」を構築しています。
デファクトスタンダード化するAI
未知の脅威が存在するセキュリティ分野でAIは更に適用が進むと予想されます。今後は従業員だけでなく、IoTやFinTech、Health Techといった新しいデジタルサービスの消費者をいかに守るかという方向へ大きくシフトするでしょう。
CTCアメリカのセキュリティ技術調査領域
Blockchain技術の特徴
Blockchainは、もともと仮想通貨であるBitcoinを実現するためのシステムです。Bitcoinは、万人が平等に参加可能な環境で通貨の信用性をいかに担保するかを実験するために2009年に提供されたもので、今や数百万人の利用者を数えます。このBitcoinのシステムはこれまで1回もハッキングや機能停止が発生していません。そこで、そのベースとなっている技術であるBlockchainが注目されることになりました。
BlockchainとはそもそもBitcoinの授受(トランザクション、以下TRX)情報を格納した、いわばデータベースです。個々のTRX情報を塊(Block)とみなし、それらを数珠つなぎ(Chain)の形式で蓄えていることからそう呼ばれています。
一番の特徴は、「分散管理台帳」です。これは、参加者がそれぞれのサーバに同一の台帳を保有するという仕組みで、マスターとレプリカという構想はとらず、万人平等の思想により全てがマスターとなります。その結果、1人の参加者のデータが破損しても全体としては影響しない、という高信頼性を実現しています。
その他、参加者が金融機関等を介さず、直接通貨を授受する仕組み(Peer-to-Peer)、暗号技術の利用、一旦追加されたBlockは取り消せないルール(ファイナライゼ―ション)、多くの参加者を呼び込むための褒賞金制度(マイニング)等、多数の特徴を有していますが、いずれもBitcoinの設計思想を反映したものです。
情報システム部門が一手にセキュリティを担う時代ではない
- ──
- 今まさに被害が拡大する標的型攻撃やランサムウェアなどのサイバー攻撃に対し、企業はどのような姿勢で防御に臨むべきでしょうか。
- 岡田
-
重ねて申し上げたいのは、セキュリティは企業にとってビジネスの“イネーブラー(Enabler)”だということです。そうした観点では、セキュリティの強化は経営課題であり、もはや情報システム部門のタスクとして委ねておける問題ではなく、ビジネスの生死にかかわることであり、役員会の主要な関心事に位置づけられるということを理解する必要があるでしょう。
私が理事を務めるWASForum(Web Application Security Forum)※1では、毎年「ハードニング・プロジェクト(Hardening Project)」というセキュリティ競技会を実施しています。ここでは、仮想のネットワーク環境に置いた脆弱性のあるECサイトに総合的なハードニング(堅牢化)をチーム対抗で競うという競技を実施しています。参加するチームはサービスについてしかるべき危機管理とビジネス運用を行う体制を敷き、攻撃によるインシデントに対応しながら、脆弱性を修正し、顧客とのコミュニケーションや行政との連携も行いながらビジネスを強化していくことが求められます。
この取り組みは、ビジネスを守る実践的なセキュリティ技術の研鑽とそれを担う人材の顕彰を推進することを目指しています。これまで産官学の幅広い方々に参加いただいてきました。最近では、例えば企業の法務やマーケティングといった領域の担当者など、技術者以外の方々が参加されるケースも増えてきています。業務の現場を含めてITサービスの提供にかかわる広範な人たちが、セキュリティに関するしっかりとしたリテラシーを養い、組織が一体となって取り組んでいくことの価値を訴求していきたいと考えています。
岡田 良太郎
“Enabling Security”というミッションのもと事業を展開しており、また企業・大学・政府機関でインストラクタやアドバイザを務める。オープンな活動として、WASForum Hardening Projectのオーガナイザ、またグローバルコミュニティではOWASP Japan代表を務める。
- 藤岡
- もちろんセキュリティ強化という観点では、基本的には、情報システム部門の主導のもと、優れた製品やサービスを導入して対策の拡充を図っていくことが必要であることは言うまでもありません。特に昨今の傾向としては、新種の脅威が続々と登場してきていることを背景に、いわば脅威の侵入を前提としたアフターインシデント、ポストインシデントにかかわる対策を強化するという方向性に進んできています。
- 企業が自社内にCSIRT(Computer Security IncidentResponse Team)※2といった組織を設置する動きが活発化してきているというのも、言うまでもなく、新種の脅威といった動向をにらんでのことですが、ひとたびインシデントが発生した際には、情報システム部門だけでなく、経営層をはじめとして法務や広報も含めた関係者が、直ちに臨戦態勢に入る必要があります。おっしゃるように、セキュリティの問題を全社的な課題としてとらえ、日頃からしかるべきリテラシーを備えた人材を関連部門において育成しておくことが企業には求められますね。
- WASForum(Web Application Security Forum)
2004年に発足した非営利の任意団体。Webアプリケーションのセキュリティにかかわる課題の研究、安全性向上のための情報共有、適切な対策や構築手段に関する啓蒙を活動の目的としている。 - CSIRT(Computer Security IncidentResponse Team)
セキュリティに関連したインシデントに対応するための組織の総称。サイバー攻撃が高度化、巧妙化している中、検知されたインシデントに早期に対応して被害を最小限に抑える専門組織としてCSIRTを設置する企業や団体は増加傾向にある。
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