TXOne社の製造業向けOTセキュリティソリューションを提供開始 現場を止めずに工場システムをサイバー攻撃から保護

2026年10月06日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、TXOne Networks Inc.(CEO:テレンス・リュウ、本社:台湾台北市、以下、TXOne社)が開発した制御・運用技術(Operational Technology、以下、OT)向けサイバーセキュリティソリューションの提供を開始します。製造現場の稼働を止めずに、サイバー攻撃から守る点が特徴です。製造業をはじめ、電気・ガスなどの社会インフラ分野を担う企業向けに展開し、3年間で10億円の売上を目指します。

近年、製造現場ではネットワーク接続や自動化、遠隔監視が進む一方、工場システムを狙うサイバー攻撃も増えています。しかし、従来のIT向けセキュリティ対策は、不審な通信や挙動を検知すると通信を遮断するものが一般的で、生産ラインが停止するリスクがありました。生産ラインの停止は短時間でも生産計画や納期に影響し、サプライチェーン全体の混乱につながるため、現場を止めないセキュリティ対策が求められています。

TXOne社のOTセキュリティソリューションは、工場設備を止めない設計で、生産への影響を抑えながら不正通信やマルウェアの侵入・拡散を防ぎます。不正な振る舞いを検知した際に、通信経路ごと遮断せず、産業機械に特化したプロトコルを解析して不正なコマンドのみを排除することで、生産ラインを止めずに継続稼働できます。工場内の端末や制御機器を可視化するセキュリティ診断、旧型設備を含めたエンドポイント保護、工場ネットワーク向けの不正通信の防御などを組み合わせ、現場の運用に適した対策を実現します。ネットワークに接続せず独立して稼働する機器に対しても、USBメモリや保守用のパソコンなどを介したウイルスの侵入や誤操作を防ぐ機能を備えています。

CTCは、長年のセキュリティサービスの提供や、幅広い製造業のお客様向けに、IoTやAIの活用を通じた生産ラインのデジタル化を支援してきた実績に基づき、既存システムとの連携や設定、運用支援を行います。

今後も、工場向けのセキュリティ診断サービスや運用監視サービスなどを拡充し、製造現場に加え、サプライチェーン全体の安全性向上を支援していきます。

TXOne社のOTセキュリティソリューションのイメージ

TXOne Networks社について

ITセキュリティ分野のTrend Micro社と、産業用ネットワーク機器を手掛けるMoxa社が設立したOTセキュリティ専業企業です。製造現場の運用を前提に設計された製品を展開しており、既存設備への影響を抑えながら対策を実施できる点が特長です。

今回のプレスリリースにあたり、以下のコメントをいただいております。

CTCとの連携を心より歓迎いたします。CTCが長年にわたり培ってこられた製造業および社会インフラ分野における豊富な顧客基盤と知見は、OTセキュリティの推進において大きな価値を持つものと確信しています。今後、OTセキュリティ市場において、両社の強みを結集し、“稼働を止めない”OTセキュリティの実現のため、TXOne製品を活用したソリューション、サービスを届け、市場の発展と顧客価値の向上に貢献できることを楽しみにしております。

TXOne Networks Japan合同会社
代表執行役員社長 近藤 禎夫

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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