2026年10月06日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕、本社:東京都千代田区、以下:みずほFG)が推進するAI駆動開発に向けた基盤構築を支援しました。CTCが独自開発した生成AIソリューション「C-CodeBlossom(CCB)」を活用し、みずほFGが保有する200を超えるシステムの設計書や仕様書などの開発資産を対象に、生成AIが参照・解析しやすい形式へ標準化するAI Ready化を推進しています。
みずほFGは、変化するビジネスニーズに応じて、ITサービスを迅速に提供できる体制を整えるため、AIを中核としたIT改革を推進しています。将来的には、AIエージェントが開発プロセスを自律的に支援するAI駆動開発の実現及びシステムの自律化を目指しており、その第一段階として、システム開発資産の標準化とAI活用基盤の構築に取り組んでいます。
長年にわたり運用されてきた多数のシステムでは、設計書や仕様書の形式・記載方法がシステムごとに異なるため、生成AIによる横断的な分析やナレッジ活用を進める上での課題となっていました。こうした課題に対応するため、開発資産をAIが理解しやすい形に整備することが不可欠でした。
CCBは、生成AIを活用し、要件定義から設計・開発・テストまでの工程を効率化するほか、プロンプトや成果物の品質管理・共有を通じて、組織全体の開発プロセスの標準化と生産性向上を実現するプラットフォームです。設計書や仕様書を生成AIが参照・解析しやすいマークダウン形式(見出しや箇条書きなど文書の構造をテキストで表現する形式)へ変換する機能に加え、複数の文書の連続処理やプロンプトの共有・再利用機能を備え、開発資産の効率的な活用を支援します。
CTCは、PoC(概念実証)段階から参画し、みずほFGの要件に応じたCCBの機能拡張とプロンプト開発を実施しました。連続処理機能を活用して、200を超えるシステムの設計書・仕様書を効率的にAI Ready化する仕組みを整備し、AI駆動開発を見据えた開発基盤の構築を支援しました。
有効なプロンプトを全社で共有・再利用できる機能を追加し、400を超えるプロンプトの共有を通じて、成果物品質の標準化と開発生産性の向上を実現すると共に、処理性能とセキュリティ機能を強化し、AI活用の全社展開を推進しました。
CTCは今後も、今回実施したドキュメント標準化とAI Ready化で構築した基盤を活用し、みずほFGにおける生成AI活用の深化と開発プロセスの高度化を継続的に支援していきます。
あわせて、企業におけるシステム開発でのAIエージェント活用が本格化する中、CCBの機能拡張を進め、AI駆動開発の実現と開発生産性向上に貢献していきます。
C-CodeBlossom(CCB)を活用した支援のイメージ
C-CodeBlossom紹介ページ
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