
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためには、データマネジメントが欠かせません。データガバナンスを維持しつつデータの民主化を実現。また、AIによるスマートデータカタログを活用し、アナリティクスを革新。業務上の意思決定を促進させるデータプレパレーションを提供します。
DXの中核を成すデータマネジメントを支援
DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが本格化する昨今、様々な市場でデジタルディスラプション(デジタル技術を活用した破壊的イノベーション)が起きており、データとデジタル技術を活用した新たな価値やビジネスモデルを提供する企業が増えています。
DXの実現にはデータの適切な管理(データマネジメント)が重要です。CTC×インフォマティカは、データの利活用によるDXの推進と企業の成長を支援するトータルソリューションを提供します。
DXの実現に欠かせないデータマネジメント
2018年、経済産業省の「デジタルトランスフォーメーションを推進するための ガイドライン (DX 推進ガイドライン)」が発表され、DXへの取り組みが本格化しています。DXは、デジタル技術を活用したイノベーションへのチャレンジであり、ビジネスそのものや業務内容、組織、企業文化・風土の変革を伴うため、実行においては経営トップの強いコミットメント(意思表明)が必要です。
これらの変革を支えるDX時代には、事業部門毎に個別最適化されたシステムではなく、全体最適化を考慮し構造化された柔軟性の高いシステムが求められます。そして、DXの実現に欠かせないのが、品質・鮮度の高いデータです。企業を取り巻くデータは爆発的に広がっており、それらの適切な管理(データマネジメント)がより重要となっています。保有データの内容、所在、権限、更新頻度……データ中心の時代ではデータマネジメントの重要性は増すばかりです。データの利活用の更なる拡大は、DXの実現、企業の成長に直結するものであり、CTCはデータマネジメントの実現に向けて皆様を支援いたします。
インフォマティカが考える「データ4.0」の世界
ホストコンピュータやメインフレームで特定業務のために特定データを利用していた(Data1.0)から、オープンコンピューティングやクライアント/サーバで、ホストのデータをオープンにし、様々な部門で定型データを活用する(Data2.0)時代へ移り変わってきました。
近年、非定型、さらに非構造化、半構造化といった全てのデータを経営資産として活用するData3.0のフェーズになっており、現在はデータドリブンかつ効率的に様々なデータを扱えるようにするData4.0への過渡期を迎えています。
DXに向けたデータ活用は、今後は更に進んで「データがDXの中核となり、変革を加速させるものとなる」と考えられており、それこそがまさにインフォマティカ社が考える「Data4.0」の世界です。
Data4.0の重要なファクターは、現在爆発的に増えているデータをいかにフレキシブルに活用し、データ主導型の経営を推進していくかです。そのためにはクラウドにシフトしていくこと、AIを活用しデータにインテリジェンスを加えることが、これからのデータマネジメントに必要と考えています。
「Data4.0」実現に向けてインフォマティカ社では全てのソリューションを「CLAIRE(クレア)」というAIを用いたプラットフォームで提供します。
インフォマティカが提供する「Intelligent Data Platform」は、インテリジェンスと自動化機能を備えた製品ポートフォリオを通じて、企業のデータ4.0を推進します。
「Intelligent Data Platform」の特長
- クラウドネイティブ、マイクロサービスベース、API主導型、AI搭載によりマニュアル作業を自動化
- データアクセスの簡素化によるセルフサービスアナリティクスの実現
- ガバナンスと信頼性確保によるリスク軽減
- 迅速な意思決定の実行に必要な可視性、柔軟性、拡張性の確保
CTCが考える「データガバナンス」と成功に向けての第1歩
近年、多くの企業がデータの定義 (意味、範囲など) や取得条件の違いなどにより「データに基づいた意思決定が適切に行えてないのでは」「急遽社内外のデータ整備が求められた時に対応できるのか」等の懸念を強めています。
そのような背景のもと「データガバナンス」の必要性が増し、取り組みに着手する機運が高まる一方、具体的な活動内容が分からず、期待するようなスピード感や効果を得られないお客様も多いのが実態です。
CTCが考える「データガバナンス」とは
このような状況を回避するためにも、まずは「データガバナンス」とはどのようなものかを把握する必要があります。CTCでは、以下のように定義しています。
ビジネスとしての視点・解釈に基づき、“IT”、“プロセス”、“組織”の側面から打ち手(施策)を講じて、データ品質の向上及びデータ利活用促進を図るための取り組みとする。
また、特徴としては、それぞれの打ち手(施策)の相関が明確な状態に保たれ、推進体制の変更などの影響を受けずに活動が継続される仕組みを有しており、“長期”、“俯瞰”、“効果”の観点で高度に計画立てられていることとする。
データガバナンス成功の秘訣は「パートナー選び」
「データガバナンス」の活動には全ての企業に当てはまる「定番」はなく、また、お客様自身で継続するには難易度が高い活動です。
お客様の限られた時間とリソースを最大限生かすためにも、長期で支援できるパートナー選びから「データガバナンス」の取り組みをスタートさせることを推奨します。
CTCだからこそ ワンストップのデータマネジメント支援
CTCが提供するのはInformatica製品の導入だけではありません。データマネジメント計画策定、現状分析(現行データ資産の可視化および評価)といったデータマネジメントに関わる上流工程(コンサルティングフェーズ)から、保守・運用まで、トータルソリューションをワンストップで提供します。
お客様の目指すべき方向性を踏まえ、現実的なビジョンを作成、持続可能な成功に向けて支援いたします。
No. | サービス名称 | 分類 | サービス概要 |
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データマネジメント活動計画策定 | 全般 |
総合的な活動計画の策定支援。
→「目指したい姿」「現状とのFit&Gap」「原因分析と課題設定」「課題解消に向けた施策立案」「施策優先度」「KPI定義&効果の評価方法の検討I」「ロードマップ化」などが主な活動内容。 |
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データ評価 (プロファイル) |
IT |
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データ資産 可視化&棚卸 |
IT プロセス |
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データマネジメント推進組織の立ち上げ支援 | 組織 |
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データ活用力 の強化支援 |
組織 |
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導入事例
CTCは2012年のInformatica製品の取り扱い開始以降、お客様の業種やインフォマティカの製品を問わず豊富な導入実績を積み上げてきました。
インフォマティカパートナーとしての複数年にわたる国内外における受賞実績
- Informatica Partner of the Year
- Innovation Award
- Big Deal of the Year
業種 | 構成要素 | 用途 | 製品名 | |
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製造業 | ![]() ![]() |
データハブ | PWC | Informatica PowerCenter |
DIH | Informatica Data Integration Hub | |||
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マスタ統合管理基盤 | MDM | Informatica Master Data Management | |
マスタ統合、可視化 | PIM | Informatica Product360 | ||
金融業 | ![]() ![]() |
メタデータ管理基盤 | PWC | Informatica PowerCenter |
DEI | Informatica Data Engineering Integration | |||
データ連携基盤 | PWC | Informatica PowerCenter | ||
データ統合基盤、クラウド移行 | PWC | Informatica PowerCenter | ||
IICS | Informatica Intelligent Cloud Services | |||
建設業 | ![]() ![]() |
データハブ | DIH | Informatica Data Integration Hub |
![]() |
マスタ統合管理基盤 | DQ | Informatica Data Quality | |
サービス業 | ![]() |
データカタログ | EDC | Informatica Enterprise Data Catalog |
情報通信業 | ![]() ![]() |
データ連携基盤 | DEI | DInformatica Data Engineering Integration |
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