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共に未来へ -材料解析シミュレーション-

材料を変えれば製品が変わり、製品が変われば社会が変わる。
材料解析ソリューションを含めたITの力で、モノづくりの「変える」を支えていきます。

「はんだ」を知っていますか?

電気を通すため電子部品や基板をつなげる合金です。

電子部品は今では、LED電球から自動車、ロケットまでいたるところで使用されています。小さなものでも大きなものでも電気があるところには電子部品があり、必ずはんだがあります。未だに代わりとなる材料はなく、社会のデジタル化の進展に伴って、はんだの活躍の場もどんどん増えていくでしょう。

すず(Sn)と鉛(Pb)の合金としてのはんだの歴史は紀元前10世紀頃にまでさかのぼると言われています。183度という低温で溶解するため作業しやすく、接合力があり、電気抵抗が低いという特性を持つため、異なる金属を接合する目的で長い間重宝されてきました。しかし、鉛は人に有害です。現在、すずと鉛のはんだに代わる鉛フリーのはんだの開発と実用化が進んでいます。

隆盛する材料開発

基盤イメージ

新たな材料を開発する場合、近年は材料自体の性能や加工性、製品になった時の性能、さらにコストや資源、環境性能などが求められるようになり、使用される素材も多様化しています。様々な特性を持つ素材同士を組み合わせて「より強く、より軽く、そして安全に長く使える」――夢のような新材料の創出に世界中のメーカーが取り組んでいます。製品の開発サイクルも短くなり、製品化までのスピードも要求されています。

国内トップシェアの材料解析ソフトウェアを提供

CTCは、30年以上前から材料解析に携わっており、熱力学に基づくミクロ組織の諸性質に関するシミュレーションを中心に、ナノスケール(原子・分子)での物性解析からマクロスケールの機械特性予測まで、マルチスケールな材料解析ソリューションを提供しています。

合金の熱力学特性から状態図を計算するソフトウェア「Thermo-Calc」や、合金の凝固や固相変態のミクロスケールの組織変化を予測するソフトウェア「MICRESS」を取り扱っており、第一原理計算、分子動力学といったナノシミュレーションにも取り組んでいます。様々な解析・シミュレーションを組み合わせ、品質の高い鉛フリーのはんだ、鋼、メッキなどの合金や炭素繊維系の複合材を含めた新材料の開発に貢献しています。

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