安川情報システムとCTC、SAP S/4HANA®のトータルなクラウドサービスで協業

安川情報システム株式会社（本社：北九州市八幡西区、代表取締役社長：諸星 俊男 以下：安川情報システム）と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：菊地 哲、略称：CTC）は、SAPジャパン株式会社の次世代ERP「SAP S/4HANA®」についてトータルなクラウドサービスの提供で協業します。基幹系システムの運用支援を目的とした安川情報システムの「グローバルサービスセンター（以下、GSC）」サービスと、CTCが提供する基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を組み合わせて、インフラからSAP S/4HANA®の運用サポートまでを提供します。両社で連携して本日からサービス展開し、1年間で10社への提供を目指します。

安川情報システムは、設立以来約40年に渡り培った基幹系システムの構築・運用ノウハウを活かし、2016年4月に、お客様の基幹系システムについてアプリケーションの稼働監視やヘルプデスクを提供するGSCを開設しました。SAPソフトウェアに関しては、主に製造業のお客様向けにSAP ERP®の移行や既存システムとの連携サービスも提供しており、SAP認定コンサルタントがお客様のSAP S/4HANA®運用をサポートします。

CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」は、SAPソリューションを始めとするミッションクリティカルなシステムに特化したクラウドサービスです。パフォーマンスに対する保証、高セキュリティ、実使用量による従量課金を同時に実現しており、オンプレミスの基幹系システムに比べて20～50%のコスト削減が期待できるとともに、ミッションクリティカルな業務に対応できる堅牢性と安全性が特長です。CTCは、欧SAP SEのサービスプロバイダー認定「SAP Certified in Hosting Services」と「SAP Certified in Cloud Services」も取得しています。

今回GSCサービスとCUVICmc2を組み合わせたことで、お客様はSAP S/4HANA®のクラウドでの利用に際し、インフラやアプリケーションへの投資コストを抑制しつつ、システムの運用をアウトソースして主要業務に集中することができます。

今後、安川情報システムとCTCは、アプリケーション運用と合わせてCUVICmc2を使用したSAPソリューションを推進し、お客様の競争力強化につながるITシステムを提供していきます。

安川情報システムは、社内基幹業務システム（SAP S/4HANA®）をCUVICmc2上で開発中です。