コネクシオ株式会社様の事例 | CTC - 伊藤忠テクノソリューションズ

2017年08月10日更新

モバイル統合管理システムのバッチ処理高速化

コネクシオ株式会社は、「携帯電話の販売代理店業（キャリア認定ショップ運営、卸売・販売）」と「携帯電話を活用したコンサルティングおよびソリューションサービスの提供」を事業とする、業界のリーディングカンパニーです。

伊藤忠商事の一事業部としてスタートした同社は、日本で初めての”ドコモショップ”の設立、他社に先駆けた大手家電量販店での販売・流通網の拡大、法人への業務用端末の提供・運用サポートなど携帯電話の普及に大きな影響を与え、モバイル市場の拡大とともに成長してきました。

モバイルが生活やビジネスに欠かせない「通信インフラ」となった今、全ての顧客の想いを先取りしたサービスを創出し、人と人、企業と企業、そして価値をつなぐ架け橋となり、コミュニケーションネットワークの未来を支えています。

導入事例インタビューデータ

これまでのモバイル料金管理システムの月次バッチ処理は、毎月増大する大量のTEM（Telecom Expense Management）データの取り込みに大幅な時間が掛かり、かつ月の数日間のみ必要となる処理であるにもかかわらず、環境構築・維持に膨大なコストを要しておりました。

AWSの特性を生かし、必要なサーバリソースを必要な期間のみ利用可能とする柔軟なバッチ処理環境を構築。大量のTEMデータを複数サーバで分散処理することで高速化し、月次確定分のデータ取り込み時間を大幅に短縮。また、月次処理時のみインスタンスを起動することによって、コストを抑制。

従来、40時間以上要していた月次確定データ処理が10時間以下（75%削減）に短縮され、コストも劇的に抑制されました。また、処理が高速化されたことから、万が一データ不整合が発生した場合でもリカバリー時間を確保することができ、システムのメンテナンス性も向上しました。

CTCはオンプレミスのみならず、クラウド基盤においても設計・構築・運用を支援できる体制とノウハウがあり、今後もAWSの最新テクノロジーによる課題解決および業務効率化に貢献できるパートナーとして期待しています。

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