スケールアウトNAS製品として展開してきた「Dell EMC Isilon」シリーズを、新たに「Dell EMC PowerScale」シリーズとしてブランドを刷新しました。
特長① スケールアウト・1ファイルシステム
PowerScaleは、コントローラとドライブがセットになったノード単位で構成し、ノード増設により容量と性能がリニアに向上します。(最小3ノード、最大252ノード)
全ノードの容量を合計した、シングルファイルシステムを構成します。どのノードからでも同じファイルにアクセスでき、ノード負荷を自動で分散する、ノードを追加するだけで拡張可能、というシンプルな運用を実現します。
特長② スケールアウトと平準化で、データ移行無しリプレイスを実現
「新しいノードを追加し、古いノードを削除する」 PowerScaleは、ハードウェア更改時にデータ移行作業をなくすことが可能です。
データ移動は自動的に行われ、移行中もユーザアクセスは継続、設定情報はすべて引き継がれます。リプレイスに伴う作業負担、リスクを大幅に軽減することができます。
特長③ クラウドを含む階層化
PowerScaleは、性能/世代の異なるモデル同士を組み合わせて1つのファイルシステムを構成し、ポリシーに応じてファイルの格納先を自動的に再配置する階層化機能を持っています。さらに、保存先をクラウドに拡張することも可能で、長期のアーカイブ要件に備えることができます。