vCuveは、VMware vSAN™(以下vSAN)で構成されたCTC検証済みのHCIソリューションです。
VMware vSphere®(以下vSphere)による仮想化基盤運用の簡素化を目指します。また、従来型外部ストレージ構成の可用性に匹敵しつつ、優れた拡張性を提供します。
さらにCTCによる設計および検証済みの構成により、安定的な仮想化基盤を迅速にご導入いただけます。
特徴
①vSANによる仮想化基盤運用の簡素化
従来型外部ストレージ構成では、サーバと外部ストレージが分かれているため、様々なコンポーネントが存在します。
例えばSANの場合、ファイバチャネルスイッチ、ホストバスアダプタ(HBA)、ストレージコントローラ、ストレージアレイといったものを管理する必要があり、故障した場合も様々な対応が必要になります。
一方vCuve(vSAN)構成では、サーバとネットワークスイッチからなるシンプルな構成であり、故障パターンも限定されます。
ストレージ管理もvSphere層で実施することになり、使い慣れたvCenterで簡単にストレージ層のリソース管理(容量監視、障害監視、容量の追加、IO性能増強、耐障害性設定等)が可能です。
②vSANによる優れた拡張性
③CTCによる安心・安全な仮想化基盤の迅速提供
vCuveは、お客様に迅速かつ安定的な仮想化基盤をお届けするため次の3つをご提供しています。
- 利用環境を想定した事前検証
基本検証:構築から基本操作および運用機能の確認を行い、注意点を確認
障害検証:疑似障害を起こしSPOF(Single Point of Failure)がないことを確認
性能検証:IO負荷試験を行い、さまざまIOパターンにおけるIOPSを計測しサイジング情報を確認 - 充実したドキュメントの提供
検証を経て作成されたドキュメントテンプレートを用いスムーズな導入を実現します。
- CTC自営保守および運用サービス
vCuveに含まれるすべての製品においてCTC自営保守をサポートします。蓄積されたノウハウに基づく高品質な保守サービスを統一窓口にてご提供します。
CTCがこれまで提供してきたHW保守障害対応のノウハウとRBA自動化運用の実績をパッケージにしたHWの自動障害サービス(Avail-I)をご利用になれます。