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|特集1|ニューノーマルの時代にCTCが果たすべき役割 The New Answer

|特集1|ニューノーマルの時代にCTCが果たすべき役割 The New Answer

ニューノーマルの時代に必要なもの

里見 英俊

里見 英俊

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
フェロー

1988年、伊藤忠テクノソリューションズ入社。モバイルインターネットの黎明期からデータ通信ネットワークでの大規模システムの開発・構築に携わり、国内インターネットの普及と拡大に貢献し、近年はフェローとしてCTCの技術戦略やイノベーションを支える。2018年4月から現職。

──
ニューノーマルの時代に突入した今、ITによるソリューションを提供する会社として意識しなければならないことは何でしょうか。
柘植

ニューノーマルの時代にどんな技術が必要かと考えると、先に出たような、オンラインでのコミュニケーションをスムーズにするためのAIの技術など、新しく開発するべきものもあると感じる一方で、実はほとんどのことは、既存の技術を組み合わせれば解決できるのではと思っています。
CTCは、既に色々な分野で取り組みを進めています。その中でも、今後の柱としては、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「クラウド(Cloud)」「5G」だと考えており、頭文字を取って「DC5」という言い方をしています。コロナ禍によって今後、これまで以上に、あらゆる領域でDXが加速していくことは確実です。同時にIoT時代が本格化し、行き来するデータ量が爆発的に増加するであろう中、クラウドがますます発展し、面白くなっていくはずです。そして当社は、大手通信キャリアと良好なビジネス関係も築いており、5G時代においても、情報通信を含めた様々な分野でお客様に貢献できると思っています。
一方で、自社のセキュリティ対策の強化と、お客様への高品質なセキュリティサービスの提供も極めて重要になってきています。
大切なのは、それらの分野を軸として生み出した技術を、いかに統合して有効な形としていくかです。技術そのもの以上に、ビジネスのデザインという側面が重要になってくるだろうと考えています。ニューノーマルの時代であっても変わらず、「MSMチャレンジ」につながるITを追求していきます。

里見

私たちがコロナ禍の中で提供している各ソリューションについても、同様のことが言えますね。重要なのは個別のソリューションではなく、「これとこれを組み合わせると、お客様の業務にとって便利ですよ」というストーリーです。その際に必要なのは、やはりお客様とのコミュニケーションだと考えています。お客様の会社が置かれている状況や固有の特性、求めているものをよく理解した上で、私たちの商材で具体的に何が提供できるか、または追加でどのような開発をすれば喜んでもらえるかを考えていくことが何よりも大切です。今は、それをオンラインでやらなければならず、ますますコミュニケーションについて真剣に工夫していかなければならないと感じています。

柘植

オンラインでのコミュニケーションに得手不得手があるのは仕方のないことですが、その結果、オンラインが得意な人だけが有利になるのは、もったいないですよね。これだけ色々なツールがある時代なのだから、そこは柔軟に考えて、テレビ会議的な場が得意な人は、そこで力を発揮してもらう一方、メールやチャットを使った方が伝えやすい人は、その方法でやればいい。大切なのは、各自が自分に合った方法を見つけていくことだと思います。こういう問題は、コロナ禍とは関係なく、本来、働き方改革において在宅勤務の在り方を考える段階で議論されるべきことです。そのような、ある意味置き去りにされてきた問題が、コロナ禍によって否応なく浮き彫りになり、解決を迫られている。これまで、このような世界的な規模で仕事の仕方の変革を迫られることはなかったのではないでしょうか。この強制的な変革の中で、結果として、自分は何が得意か、会社はどうあるべきか、といったことを見つめる機会にもなっていると思います。

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