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|特集2|感染症の拡大防止対策を支援するニューノーマル時代のCTCソリューション

|特集2|感染症の拡大防止対策を支援するニューノーマル時代のCTCソリューション

新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策と日常の活動を両立させる、ニューノーマルの時代。
CTCでは、企業における事業の継続性を見据え、遠距離間のコミュニケーションや快適でセキュアなテレワークの支援など、ITの力で課題を解決し、生産性の向上に寄与する多様なソリューションを提供しています。

商業施設・公共施設・工場向けソリューション

ソーシャルディスタンシングを考慮した施設運用シミュレーション・コンサルティング

クラスター対策と施設のスムーズな運用を支援

不特定多数の人が利用する施設では、感染防止対策(クラスター対策)の一つとして、人と人との距離を空けるソーシャルディスタンシングが求められています。施設では対応可能な人数の制約が与えられるため、想定以上の待ち並びが発生するなど、新たな問題の要因となっています。そこで、ソーシャルディスタンシングを考慮した運用が従来の運用とどの程度変化するか、間隔を確保するために新しい受付設備が必要かどうかなど、シミュレーションを通して効率的な運用を模索します。

まず、コンピュータ上で現実世界の動きを模擬し、諸条件変更時の運用方法を検討。シミュレーションでは結果を定量的に確認できるため、様々な状況を比較検討し、論理的な判断を支援できる点が特徴です。また、ソーシャルディスタンシングを確保した際の影響を可視化できるため、説得力のある対策を示すことができ、想定外の待ち並びの発生や集団密度の上昇といった問題も未然に防ぐことができます。

ソーシャルディスタンシング対応シミュレーションの例
ソーシャルディスタンシング対応シミュレーションの例

新型コロナウイルス感染症拡大前 新型コロナウイルス感染症対策後

対話型AIチャットボットサービス「SmartRobot」

自然な対話型コミュニケーションで業務の効率化と顧客満足度を向上

対面で行う業務が縮小される中、コールセンターやカスタマーサポートなどでは業務の効率化を図る有効手段として、チャットボットを活用したコミュニケーションが注目されています。

「SmartRobot」は自然言語分析、知識検索などを統合した対話型AIサービスのプラットフォームで、チャットボットはそのプラットフォームが提供するサービスの一つです。仮想顧客アシスタント(VCA)がお客様からの問い合わせの回答を自動化することで、労務コストの削減と顧客満足度の向上を実現。自然言語処理能力や知識検索機能を搭載し、テキストや音声などの会話履歴から機械学習をすることで会話の理解精度を高め、自然なコミュニケーションが取れるようになります。

Facebook MessengerやLINEなどのSNS、SalesforceやMicrosoft 365などの企業システムとの連携、デジタルサイネージや人型ロボットなど様々なデバイスに対応し、用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。

日英中3ヵ国語に対応したAIチャットボット

「第71回さっぽろ雪まつり」で日英中3ヵ国語に対応したAIチャットボットを試験提供

体温検知AIデバイス

顔認識機能を備えた体温検知AIデバイスで、発熱疑いをスクリーニング

安全確保のため、入場時に体温の測定を行う施設が増えています。CTCがIdein社と共同開発した体温検知AIデバイスは、AIによる顔認識機能と表面温度の測定機能を併せ持ち、企業の受付や物流施設の出入口などに設置し、発熱の疑いがある人のスクリーニングが行えます。

来訪者が本デバイスの前で1~2秒程度静止すると、非接触で体表面温度を測定でき、モニター内のサーモグラフィで体温を可視化します。

カスタムにより、デバイスの場所や対象者の画像データなどの検知情報をクラウド型の管理システムに送信し、警備担当者が不在の場所に設置した場合も、対象者の情報をメールなどで通知することも可能です。

デバイスの設置にあたっては、大がかりな工事は不要で、比較的安価なコストで発熱の疑いを早めに検知して、感染症の拡大防止に寄与します。

非接触で体表面温度を測定

設置したデバイスから50cmほどの距離で1~2秒程度静止。非接触で体表面温度を測定

マスクを着けたまま測定が可能

1.マスクを着けたまま測定が可能。2.発熱が疑われる場合は検温を促すよう表示

ARソリューション「Atheer」

AR(拡張現実)を活用した遠隔指導で、現場の課題を解決

AR(Augmented Reality=「拡張現実」)は、スマートグラスのようなデバイスを通して必要な情報に素早くアクセスできる技術です。「Atheer(アシアー)」は、クラウド上で提供するSaaS(Software as a Service)型のARで、エンタープライズでの利用を目的としており、インターネットに接続された現場と、バックオフィス間でコミュニケーションが取れる様々なサービスを提供しています。

「Atheer」がサポートするスマートグラスを着けると、現場のオペレータとバックオフィスにいるエキスパートとの間で画面が共有でき、その場にいるかのようにリアルなコミュニケーションが開始されます。画面に注釈をつけて指導や注意喚起も行え、建設や製造、開発、機器の操作、人材育成など幅広い用途で活用できます。

ドキュメントやビデオ、音声などコンテンツの共有もスムーズで、移動が難しい遠距離や多国間においても、エキスパートが現場に足を運ぶことなく業務の支援が円滑に行えます。

スマートグラスを着けて遠隔地のエキスパートと画面を共有し、コミュニケーションが取れます。

現場オペレータ

現場オペレータ

エキスパート

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