Silver Peak社の SD-WANソリューションの取り扱いを開始

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植 一郎、本社：東京都千代田区、略称：CTC）は、米Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company（NYSE: HPE、米国カリフォルニア州サンタクララ、以下:Aruba）が2020年に買収したSilver Peak Systems, Inc.（以下：Silver Peak社）のWAN（Wide Area Network）エッジソリューション「Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WANエッジプラットフォーム」 について、本日から取り扱いを開始します。マルチクラウドやSaaSの利用の増加が見込まれる、製造や流通、情報通信、電力などの企業を中心に提供し、初年度で1億円の受注を目指します。

企業がデジタルトランスフォーメーションを推進する昨今、ITインフラのクラウドへの移行が増加しています。更に新型コロナウイルス感染症への対策や働き方改革の推進に伴いテレワークが普及しており、企業の各拠点間を接続するネットワークであるWANでもセキュリティや柔軟性といった性能の向上が求められています。そのような中、アプリケーションやユーザー拠点の情報をもとに最適なWAN接続を実現するSD-WAN（Software-Defined WAN）技術に注目が集まっています。

Silver Peakが提供するSilver Peak Unity EdgeConnect SD-WAN エッジプラットフォームは、一般的なクラウドサービスについての独自情報をもとに拠点や在宅でのクラウドの快適な利用を実現するSD-WANソリューションです。クラウドを含めたドメインでは3億以上、アプリケーションでは1万以上の独自のリアルタイムなデータベースを持ち、本社のネットワークを通さない各拠点からの適応型ローカルブレイクアウトが、セキュリティレベルを落とさずに可能になります。EdgeConnectプラットフォームは、Microsoft 365ネットワーキングパートナープログラムの一部で認定されているため、快適なMicrosoft 365の利用が実現できる点も特長です。

Silver Peakのテクノロジーと、多拠点向けにSD-WAN及び有線/無線LANをクラウドで一括管理するArubaのソリューションSD-Branchや、同社のリモートアクセスソリューションを組み合わせる事で、お客様のネットワーク利用やビジネスの変革に貢献します。

CTCは、今回Silver PeakのGoldパートナーとして国内で初めて認定されており、また既にArubaのPlatinumパートナーでもあります。従来の大規模なネットワーク構築の実績をもとに、Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WANエッジソリューションの提供とともに、設計や構築支援、関連システムの導入や連携、運用・保守などトータルな支援サービスを提供します。

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