イベント・レポート

CTC Forum 2018

ビジネスチャットツールの活用ポイントは
社員同士の“つながりを見える化”にあり

更新

組織のパフォーマンスを高めるには「全員が同じ情報を知る」よりも、「誰が何を知っているかを知る」ことが重要

  • クラウド
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  • 開発
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
ITOCHU Techno-Solutions America, Inc.
ITOCHU Techno-Solutions America, Inc. Director 近藤 誠

ITOCHU Techno-Solutions America, Inc. Director 近藤 誠

CTCでは自社開発したビジネスチャットツール「Tocaro(トカロ)」を使って、社内コミュニケーションを活性化させています。社員1万5,000名超が日々Tocaroを使い、社内では月に数百万通を超えるメッセージが飛び交っています。

企業での業務は、メールへの返信作業や情報収集、社内コミュニケーションなど「仕事のための仕事」が6割以上を占めます。これらはムダとも言え、それを解決するツールとしてビジネスチャットが注目を集めています。ただしチャットツールをメールの置き換えとして導入しても、ノイズが増えて“仕事のための仕事”が劇的に減ることはありません。

重要なのはコミュニケーションの質です。「誰に聞けば何がわかるか」をはっきりさせることで、コミュニケーションの質は大きく向上します。具体的には、整理してあとで理解しやすくする「Organize」、検索してあとで必要な情報を見つける「Find」、管理してあとで悩む心配の種をブロックする「Manage」がポイントです。

これらを実現するのがTocaroです。Tocaroを使うと、ログを残しながら働くことで必要なファイルをさまざまな手がかりですぐに見つけられます。また組織体制や職責を“見える化”することで、必要なファイルを必要な人とすぐに共有して議論ができます。ファイル共有ソフト「Box」と連携して、閲覧性や検索性を高めることもできます。富士電機様や高島屋様など、国内にも多くのお客様がいらっしゃいます。

コストをかけずに組織の強みを最大化させるには、社員同士のつながりを最大限活用することがポイントです。Tocaroはチャットというフロー的なサービスに“つながりの見える化”というストック型の付加価値を構築します。今後、つながりの見える化をさらに強化した機能を提供していく予定です。

他講演レポート

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