イベント・レポート

CTC Forum 2018

モデルベースのローコード開発を体験
「OutSystems ぷち☆はんずおん」

更新

テーマとなったのは「仮想通貨の疑似リアルタイムチャート」の作成。
個人開発環境にてわずか20分で開発を完了し、実際の使い勝手を体感

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  • 開発
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 流通・EPビジネス企画室 アジャイル開発推進チーム 主任 片野 潤一/嶋田 嵩大/五十嵐 勇一

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 流通・EPビジネス企画室 アジャイル開発推進チーム 主任 片野 潤一/嶋田 嵩大/五十嵐 勇一

ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」を利用することで、短時間でモデルベース開発を行うことができます。それを実体験してもらうため行われたのがこのハンズオンです。まずOutSystemsの概要が紹介された上で、受講者がPCを使ったハンズオンを体験。「仮想通貨のリアルタイムチャートを作る」というテーマで、アプリケーション作成作業が進められていきました。

作成するアプリケーションの構成は、アクセスと同時にREST APIを実行してCoincheckからBitcoinの価格を取得しDBに格納する一方で、このDBにSQLでアクセスするというものです。さらにForgeから取得した部品で定期的に画面を更新することで、疑似的なリアルタイムチャートを実現します。画面はモバイルデバイスやPCから、Webブラウザでアクセス可能です。開発ステップは以下の通りです。

まずBitcoinの価格情報を保持するためのテーブルを作成。次にREST API呼び出し部品と、その結果をテーブルに格納するロジックを作ります。さらに画面にチャートを配置し、そのチャートにテーブルのデータを渡した上で、画面が自動的にリロードされるようにします。これらはOutSystemsのIDE:Service Studioのモデルとしてわずか20分で実装されました。実装されたモデルは1-Click Publishボタンを押下することで、1. Platform Serverへのアップロード、2. C#のソースコードとSQLスクリプト(DDL)の生成、3. それらのコンパイルとDDLの実行、4. 生成されたWebアプリケーションをアプリケーションサーバにデプロイ、までを行うことができます。この機能により、参加者は自分が作成したアプリケーションが実際に動作することを即座に確認できていました。

CTCでは「OutSystemsハンズオンサービス」や「OutSystemsトレーニングサービス」、「OutSystemsエキスパートサービス」も用意しており、最後はその内容も紹介されました。

他講演レポート

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