自分の専門知識を活かして、
世の中の変化に貢献したい

私は今、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーに関連するソリューションを提供する部署で課長を務めています。大学院時代から気象に関わる研究をしていましたが、当時は純粋に学ぶことを楽しんでいただけで、初めてキャリアを意識したのは就職活動の時でした。「気象に関わり、世の中の変化に貢献できる仕事をしたい」と考えて見つけたのが、IT技術を活用して再生可能エネルギー拡大への貢献を目指すCTCでした。

所属組織は今も変わっていませんが、入社当時は技術メンバーしかいない独特のチームで、エンジニアと営業を兼任するような働き方でした。組織が拡大するに連れて分業体制に移行しましたが、エンジニアとして技術を学んだことは、営業活動においてとても役立っています。

業界全体で、
再生可能エネルギーの未来を
考えていく

キャリアの大きな転機となったのは、2015年から4年間にわたって参加した国の研究プロジェクトです。電力会社、通信機器メーカー、大学とCTCが共同で受託したこの公募案件は、電力の安定供給と再生可能エネルギーの導入拡大の両立へ向けて、再生可能エネルギーの出力予測技術の精度向上と、出力制御装置の標準化・低コスト化を目指すものでした。私は、その事務局におけるリーダーを任せてもらうことになったんです。

このプロジェクトを通じて様々な立場の人々と関わる中で、「自分の活動が何に貢献できるか」を改めて考えるきっかけになりました。再生可能エネルギー分野におけるIT活用はまだ発展途上です。私自身がその第一人者になれるよう、経験を積んで成長していきたいと思っています。

大切なのは、何のために
働くかを忘れないこと

もちろん常に自分で仕事を選べるわけではありませんが、「与えられた仕事の意義」を考え続ける意識を絶やさないようにしています。利益を追求するのも、世の中に貢献したいからこそ。何のために働いているかを忘れないことが大切だと思っています。

これから働き始める方々に伝えたいのは、「できないことを一生懸命に探さなくて大丈夫」ということです。仕事をしていると課題は沢山出てきますが、元々は何かをやりたい、できるようになりたいという思いで始めたはずです。目標を見失いそうになったときこそ、自分のやりたかったことに立ち返ってみてください。CTCには幅広いソリューションも、多様な専門性を持った人たちも揃っています。「世の中を変えていきたい」、そんな思いを持つ方にとってはきっと楽しい仕事ができるはずですよ。

未来につながる
キャリア形成
CAREER DEVELOPMENT