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花王株式会社 様

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WebCMS on “AWS” -花王のWebサイト制作・運用環境のクラウド化に迫る-

いつも革新的な施策を先陣を切って実行される花王様。今回は2012年春から夏にかけて実行されたビッグプロジェクト『AWS導入』についての事例をお届け致します。

導入事例インタビューデータ

会社名
花王株式会社
所在地
東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号
資本金
854億円
従業員
6,052人(連結対象会社合計 33,350人)
URL
http://www.kao.com/jp新しいウィンドウで開く
  • (左から-CTC佐藤、澤田、北澤、花王田中様、花王長谷部様、CTC梶谷、小林)

    (左から-CTC佐藤、澤田、北澤、花王田中様、花王長谷部様、CTC梶谷、小林)

導入背景

デジタルコミュニケーションセンター 田中 剛様

デジタルコミュニケーションセンター 田中 剛様

弊社サイトの運用管理を支えるWebインフラのサーバコスト、ならびに一時的に発生するキャンペーン時のインフラコストの肥大化が社内的に問題となっており、この課題を解決することが急務となっておりました。

加えて将来的なグローバルレベルでのBCPへの対応や、ビッグデータ活用等、様々な観点から次期Webインフラの候補ととなる基盤を調査・検討した所、最も柔軟に弊社の要件を満たせたのがAmazonWebServicesでした。

2012年頭よりCTCさんと共同でAWSの検証を開始。
検証を進める過程で、想定していた通り様々なメリットが期待できる事を実感し、本格導入に踏み切りました。

尚、基盤はワールドワイドでネームバリューのある”Amazon”、構築・運用支援は国内有数のSIerであり、花王のCMSの導入から十数年に渡る運用実績のある”CTC”、という布陣であった為、社内でのネゴシエーションも非常に円滑に進められました。今後の海外展開の際もこのメリットは生かされると考えています。

プロジェクト背景

今回のプロジェクトは単なるWebコンテンツやWebインフラのAWSへの移行だけではなく、CMS(TeamSite)のバージョンアップ、サイト運用改善(テンプレート改修、ワークフロー改修、サイトディレクトリ管理構造の整理、将来のマルチデバイス対応を見据えたhtml5化等)も同時期に実行。

プロジェクトチームはCTC数名、花王様2名と、かなりの少数陣営。

しかし、プロジェクトは『運用の見直し』『アプリケーションの改修』『数十台規模のインフラ準備』等、非常に多岐に渡る。

本来なら1年以上かかってもおかしくないプロジェクトであるが、花王様のプロジェクト推進力や知見の深さはもちろん、CTCの上流から下流までワンストップで支援できる厚い体制/ノウハウ、そして超効率的な環境構築が可能であるAmazonWebServicesの”柔軟性“、これらが相乗効果をもたらし、なんと『約4か月』ですべてのプロジェクトが完遂。少人数/短期間での構築であった為、SIコストも大幅に抑制することができた。

導入効果

導入効果

導入効果

AWSの柔軟性がもたらす恩恵

デジタルコミュニケーションセンター 長谷部様

デジタルコミュニケーションセンター 長谷部様

日本でも数少ない、AWSクラウドへの大移行プロジェクトだったので、やはり一抹の不安はありましたが、CTCさんのご協力により無事2012年夏に無事カットオーバー。

導入後もAWSの柔軟性に恩恵を感じはじめております。

サーバー環境を短期間に立ち上げれる、利用できるというのがいいですね。 突発的なキャンペーンサイトの立ち上げの必要があったりするので、 早くサーバー環境を構築できるのは助かります。

あとは、なんといっても”低コスト”な点ですね。
短期間でキャンペーンサイトが立ち上がるので、立ち上げにかかる費用もかなり少なくすんでいます。運用費用でもかなりの費用が発生していましたのが、安くできています。

我々の業務の観点からは、ハードディスクの容量不足やCPUパワー不足でのサーバー停止の心配や、 サーバーの入れ替えの時期・仕様を決めるのに時間をとられないという点も大きなメリットです。

サービスについても、今は十分に満足しています。

参考リンク

Amazon Web Servicesの構築・運用もらくらく

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