|特集|50周年の節目にエンジニアたちが本音で語る、CTCの「今」と「これから」

今年、CTCは創立50周年を迎えました。
この節目の時に、CTCの現在地と今後について改めて考えるべく、社内の5人のエンジニアに集まってもらいました。
50周年を記念して、日本経済新聞に掲載しているシリーズ広告の第5回目「目指せ、魔法使い。」に登場した、各領域で活躍中の社員です。
CTCの強み、課題は何か。
持続的な成長を実現するために、どのような方向に向かうべきなのか。
里見英俊シニアフェローをファシリテーターとして、5人が率直に語りました。
取材・文/近藤 雄生
国内外で各専門分野を深めてきた5人

里見 英俊
CTO/技術戦略室 室長
理事 シニアフェロー
1988年伊藤忠テクノソリューションズ入社。モバイルインターネットの黎明期からデータ通信ネットワークでの大規模システムの開発・構築に携わり、国内インターネットの普及と拡大に貢献し、近年は技監としてCTCの技術戦略やイノベーションを支える。2022年4月より現職。
- 里見
- CTCは今年50周年を迎えました。コロナ禍も経て、時代が大きく変わろうとしている今、“DC5”、すなわちデジタルトランスフォーメーション、クラウド、5Gを意識しながら新たな挑戦をしていく節目の時期に差し掛かっていると言えます。そうした中で今回は、それぞれ異なる領域のエンジニアとして活躍されてきた皆さんに、CTCの課題や展望について率直に話してもらえたらと、集まっていただきました。まずは自己紹介をお願いします。
- 久保田
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新卒入社でCTCに入ってから、データベースエンジニアとして経験を積み、その後は、ビジネスインテリジェンス、データウェアハウスといった情報系システムに関することに携わってきました。ずっとデータ分析の領域にいる感じです。4年前からAIビジネス推進部に在籍し、3年間部長を務め、今年から未来技術研究所(以下、未来研)の研究所長に就いています。
- 松村
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私は今年で勤続15年目になりますが、その間、ずっとネットワーク関連の業務に携わってきました。特に、情報通信事業グループという名の通り、キャリアさん向けの仕事を長く担当してきました。今は主に、キャリアさんのインフラからアプリケーションまで含まれる大規模システムに携わっており、ネットワーク担当やPM(プロジェクトマネジメント)代理のようなこともやっています。
- 泉
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私は科学システム本部に在籍しており、主に有限要素法を使った数値解析を行っています。今は特に、地震が発生した時の原子力施設のシミュレーションに注力しています。また、量子アルゴリズムに関わる調査なども兼務しています。
- 富士榮
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私は西日本ビジネス開発部で、主にクラウドを使ったアプリケーションを開発して自社製品として販売しており、「SELMID(セルミッド)」というIDaaS(クラウド上で、IDの管理を行うサービス)のパッケージを担当しています。CTCには中途採用で入社して、20年以上になります。長くSIを続けてきた中で、新しいことをやりたいという気持ちが強くなり、それが今、自分たちでパッケージを作って販売するというところにつながっていると感じます。
- 渡部
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2001年にCTCに入社して、長くインフラ系のサーバやストレージといったプロダクト担当のエンジニアをやっていました。その後、イノベーション推進室で新規ビジネスの企画立案などに携わった後に、グローバルビジネスの部隊としてマレーシアに3年間ほど駐在しました。マレーシアでは、自社のクラウドサービスを立ち上げたり、AWSやAzureといったクラウドサービスをお客様に提案して設計したりということをやってきました。現在は技術戦略室で、最新の技術動向を調査し、社内向けに発信しています。
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