CTCとネットアップ、エネコムが開設した最新鋭データセンターのオールフラッシュストレージ基盤を構築

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：菊地 哲、略称：CTC）とネットアップ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：岩上 純一、以下：ネットアップ）は、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ（本社：広島県広島市、取締役社長：熊谷 銳、以下：エネコム）にネットアップのオールフラッシュストレージであるソリッドファイアー「SF 9605」を39台導入し、オールフラッシュストレージのみでストレージ基盤を構築しました。エネコムは、2016年12月に稼働を開始した「EneWings 広島データセンター」から提供するクラウドサービスのストレージ基盤としてソリッドファイアーのオールフラッシュストレージを使用します。

現在、クラウドサービス事業者では、ビッグデータを含めた増大するデータを最大限活用するため、パフォーマンスの高いオールフラッシュストレージの導入が急速に進んでいます。低価格化に加え、スナップショット、レプリケーションなどのデータサービス機能の充実や、設置面積と電力コストの削減効果などを理由に、データセンター環境での更なる普及も見込まれています。

エネコムのEneWings 広島データセンターは、同社の3拠点目となるデータセンターです。ネットアップのオールフラッシュストレージ製品であるソリッドファイアーを導入することで、クラウドサービスでのレスポンスの高速化や低消費電力化を実現することができます。
また、エネコムは、EneWings広島南データセンターとEneWings岡山データセンターとの3拠点を連携させたバックアップ体制による災害対策環境を構築し、独自の強みである高速大容量の光ファイバネットワークを活用してクラウドサービスを提供しています。今後は、EneWingsデータセンターから提供する様々なICTサービスの需要拡大に合わせ、オールフラッシュストレージの導入を拡大していく計画です。

CTCとネットアップは、導入に先立つ共同検証を通してエネコムのサービス提供環境でのストレージの性能や機能を確認し、10月に本ストレージ基盤を構築しました。CTCからは保守サポートサービスも提供しています。

ネットアップが提供するソリッドファイアーの詳細は下記URLをご参照ください。