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Technical Report

ロボット社会を支えるシステムインテグレータの役割

CTCのロボット管理プラットフォーム

上述の課題を解決するためには、ロボットを使用したサービスの開発や運用、様々なロボットの管理、サービスの改善までの一貫した対応が必要で、これこそがシステムインテグレータの役割になります。

CTCでは、様々なロボットやWebサービス、センサーを連携させたロボットサービスを提供できるロボット管理プラットフォームの開発に取り組んでいます。メーカーや種類の異なるロボットの「話す」や「聞く」、「Webから情報を持ってくる」などの基本的な動作を統一的なユーザインタフェースで定義し、ロボットを使用したサービス開発を容易にしたいと考えています。

実際にロボットサービスの導入を検討しているお客様向けには一緒にロボット活用を検討し、実証していくための共創の場として「RoBo-LAB」も開設しました。

■CTCのロボット管理プラットフォーム
CTCのロボット管理プラットフォーム

ロボット活用社会の到来

IT革命と呼ばれる第3次産業革命を経て、工業分野で用いられる産業用ロボットでは日本はロボット大国と言われるほどの技術力及び稼働台数を有するようになりました。来たる第4次産業革命に向けては非産業用ロボットでも日本が世界をリードしていくという意思表示があり、AIやIoT技術と並びロボットの有効活用が議論されています。今は誰も思いついていないロボットの活用法も出てくるでしょう。

サービスロボットの本格的な普及にはまだ少し時間がかかると考えられますが、ロボット活用社会の到来に向けてCTCはお客様と共に引き続き取り組んでいきます。

出典:Best Engine Vol.2

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