Microsoft Azureの活用支援サービス「cloudage works by Microsoft Azure」を提供開始

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：菊地 哲、本社：東京都千代田区、略称：CTC）は、マイクロソフトのクラウドサービスプラットフォーム「Microsoft® Azure™」の活用支援サービスを体系化し、「cloudage works by Microsoft Azure」の名称で本日から提供を開始します。売上目標は3年間で15億円です。

Microsoft Azureは、既存システムとの連携やセキュリティなど企業利用を前提に開発されたパブリッククラウドです。IaaSからPaas、SaaSまで多数の安定したサービスを備え、コンシューマー向けの大規模Webアプリケーションからエンタープライズ向けのバックエンドサービスまで幅広い領域に対応しています。日本をはじめ世界中にサービス展開しているデータセンターから、WindowsとLinuxの仮想マシンやアプリケーションなどをすぐに利用することができます。

CTCが提供するcloudage works by Microsoft Azureは、Microsoft Azure利用環境の提供、従来から提供している導入アセスメントサービス、インテグレーションサービスに加え、新たに既存システムからのクラウド移行を検討しているお客様を対象に、システム監視、運用管理業務を代行するサービス「Azure運用管理パック」の提供を開始します。

Azure運用管理パックは、Microsoft Azureの運用サービスの提供実績を持つグループ会社のCTCシステムマネジメント株式会社が行います。CTCシステムマネジメントが提供しているMicrosoft Azureの運用サービスの範囲を更に拡大し、お客様に代わり、24時間365日の運用監視、バックアップ、セキュリティチェックなども行います。監視・運用要件に合わせて、ベーシック、シルバー、ゴールドの複数のプランを用意しています。Microsoft Azure利用環境の提供から運用までをCTCが総合的に支援することで、お客様はアプリケーションの利用・開発に注力でき、業務の効率化に貢献します。

Red Hatが開発・提供する商用LinuxディストリビューションRed Hat Enterprise Linuxやオープンソースソフトウェアにも対応したサービス提供が可能です。今後は、Azure Stack^※1を活用することで、Microsoft Azure上で利用するアプリケーションに最適なインフラを構築できる環境にも対応していく方針です。長年の実績を生かして、Microsoft Azureを活用したサービス開発を進めていきます。

今回の発表に際し、日本マイクロソフト株式会社から以下のコメントをいただいています。

この度の伊藤忠テクノソリューションズの Microsoft Azure を活用支援サービス「cloudage works by Microsoft Azure」の提供開始を心より歓迎いたします。 今回の協業にあたり、日本マイクロソフトは、パートナー企業のクラウドビジネス立ち上げを支援する「プラクティス・ディベロップメント・ユニット（Practice Development Unit、以下PDU）」によるビジネス開発、技術支援を行います。PDUは、2016年7月1日より発足した新組織で、営業、技術の両方の側面でパートナーの新規ビジネスを支援します。さらにマイクロソフトがグローバルで展開するマーケティングリソース、ファンドを活用し、年間を通じて共同マーケティング、セールス活動を実施します。伊藤忠テクノソリューションズとの協業を通じて、エンタープライズ向けのインフラ市場はもとより、今後の発展が期待される人工知能・機械学習技術なども視野に入れた、お客様にとって魅力のあるソリューションをお届けしてまいります。

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 ゼネラルビジネス部門
パートナービジネス推進統括本部長　浅野 智