Mellanox スイッチ
Mellanox Switch
Mellanox Spectrum (Ethernet)
NVIDIA Spectrum イーサネット スイッチ製品ファミリには、トップオブラックおよびアグリゲーション スイッチの幅広いポートフォリオが含まれています。レイヤー 2 およびレイヤー 3 のクラウド デザイン、オーバーレイ ベースの仮想化ネットワーク、または高性能でミッション クリティカルなイーサネット ストレージ ファブリックの一部としてデプロイできます。
Mellanox Spectrumの特徴
01
遅延が少なく、パケットロスがない
100Gスイッチでも、あらゆるパケットサイズでゼロパケットロスを実現。
※NVIDIA社 資料より抜粋
自社開発ASICで、スイッチング遅延は業界最高水準の300ns台を実現。一般的な製品の1/2～1/3以下。
※NVIDIA社 資料より抜粋
02
バーストトラフィックに強い
高速なバッファをASICに内蔵。すべてのポート間でバッファをシェア可能な、シェアドバッファアーキテクチャと合わせて、一般的なスイッチをはるかにしのぐバーストバッファ性能を実現しています。
※NVIDIA社 資料より抜粋
03
最先端の性能機能を、お求めやすい価格で
Mellanox Spectrum™は、自社開発のASICを全面的に採用し、最先端の性能を実現しながら、
エントリー製品に匹敵する価格帯での提供を可能としています。
世界の最先端スーパーコンピュータのネットワークであるInfiniBandで培った技術を投入し、信頼性の高い通信を実現。NVMe over Fabricや、AI/ディープラーニングで性能を引き出すためのRDMA機能を、安全かつ簡単に活用可能です。
現実の設置環境の実態を踏まえ、性能はそのままに、ポート数を抑えたコンパクトなハーフサイズ製品も展開。コストパフォーマンスに優れた設計を可能とします。
Mellanox Spectrum製品ラインアップ
SN 2000 シリーズ
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SN2010: 18x25G + 4x100G
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SN2100: 16x100G
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SN2410: 48x25G + 8x100G
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SN2700: 32x100G
SN 3000 シリーズ
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SN3700C: 32x200G
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SN3700: 32x100G
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SN3800: 64x100G
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SN3510: 48x50G + 6×400G
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SN3420: 48x25G + 12×100G
Quantum (InfiniBand)
サーバーが高速化し、ストレージのパフォーマンスが上がり、計算アプリケーションがますます複雑になる中、次のレベルのデータ帯域幅が求められています。NVIDIA Mellanox QM8700 スイッチは極めて高いネットワーク パフォーマンスと、極めて低いレイテンシでノンブロッキングで最大 16Tb/s の帯域幅を実現します。静的ルーティング、アダプティブ ルーティング、高度な輻輳管理がコンピューティングの効率を最大化します。QM8700 は ToR (Top of Rack) リーフ型接続に最適であり、小規模のクラスターにも極めて大きなクラスターにも対応します。
主な用途
長距離の一般的な通信を目的とした物ではなく、CPUやメモリなどのコンピュータコンポーネント間の接続を行うシステムバスを目的としています。
他の通信手段と比べると、高速、低遅延、高信頼性を最優先して設計されています。
従来のイーサネットでは十分な性能や信頼性が得られない場面で使用
- スーパーコンピュータやPCクラスタ構築の際のノード間接続
- 超高速ストレージのインターフェイス、クラスタストレージのバックエンド
- AIや機械学習プラットフォームのネットワーク
InfiniBandの特徴
-
高帯域なネットワークリンク
- EDR：100Gbps
- HDR：200Gbps
- NDR：400Gbps
-
Quality of Service
- リンクレベルのバーチャルレーン
- サービスレベル
-
超低レイテンシー
- 1us以下のEnd-to-Endイテンシー
-
拡張性
- サブネットあたり最大48Kノード
-
ハードウェアベースのトランスポートプロトコル
- Reliable Transport
- CPUオーバーヘッドの軽減
-
信頼性、ロスレスファブリック
- リンクレベルのフローコントロール
- マルチキャストサポート
- 輻輳制御
-
リモートダイレクトアクセル（RDMA)
- RDMA Write& RDMA Read
- カーネルバイパス
- CPU負荷を最小限
Ethernet とInfiniBand比較表
| Ethernet | InfiniBand | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | Office net接続 Internet 遠距離間接続 |
HPCクラスタの CPUやGPU間を接続 インターコネクト |
ー |
| レイテンシー | 割と高い | 非常に低い | 約1桁の差がある。 |
| 拡張性 | 高い | 低い | ー |
| スループット | 双方同じ | 双方同じ | 最大400Gb/s |
| 仮想化・クラウド対応 | 高い | 低い | セキュリティ機能、マルチテナント機能 |
| トポロジーサポート | トポロジー管理は していない |
全てのトポロジーに対応 | Ethernetは管理していないから ツリー構造が必要 |
| 対ネットワーク輻輳 | 非常に弱い | 発生しない | InfiniBandはSMによる集中管理 |
| 対ネットワークループ | ネットワーク構成次第で 発生 |
発生しない | ー |
| ルーティングテーブル 管理 |
スイッチ、ルータ個別 | SMによる集中管理 | ー |