CTC、IaaS型クラウドサービスを基幹業務向けに強化

基幹系システムに強みを持つクラウドソリューションプロバイダ米Virtustream社と業務提携

2015年02月04日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、基幹系システム用にIaaS型クラウドサービスを拡充する目的で、パフォーマンスやセキュリティの面で世界的に定評と実績のあるクラウドソリューションプロバイダ米Virtustream, Inc.(Chairman and CEO:Rodney Rogers、本社、米国・ワシントンD.C.、以下:Virtustream社)と業務提携しました。

昨今、各企業ではクラウドサービスの利用が普及する中、ビジネスの中核となる基幹系システムについては、アクセスが集中した時のパフォーマン劣化の懸念や、個人情報・機密情報などの保管に関連するセキュリティの不安、業務に沿ってのカスタマイズの難しさなどを理由にパブリックなクラウドサービスの使用を踏み止まる企業が多いのが現状です。

CTCは、大規模システムや仮想化・統合化環境などの構築の実績に基づき、2008年に企業向けのIaaS型クラウドサービスTechnoCUVIC(テクノキュービック)を開始し、クラウドサービスを注力分野の1つとして、お客様の要望に応じてバックアップ、DR(Disaster Recovery)などの様々な機能を拡充してきました。今回、基幹系システムやミッションクリティカルなシステムに最適化したクラウドサービスを拡充する目的で、信頼性やパフォーマンス、安定稼働などの点で既に世界的に定評のある米Virtustream社と、クラウドサービスの開発検討に伴う業務提携をしました。
Virtustream社は、世界の企業や政府機関に対して基幹系システム向けのクラウドサービスを提供しており、独自のパフォーマンス計測技術とリソース管理技術により、ミッションクリティカルなアプリケーションを、料金を抑えて安定的にクラウド上で運用しています。特に、独SAP社のERPアプリケーションとの親和性に優れ、従来、選択肢がオンプレミスのみであったシステムに対して、代替となるクラウドサービスを提供しています。 今後、CTCの国内データセンターサービスとクラウドサービスの提供実績とVirtustream社の独自ノウハウを活かし、CTCとVirtustream社は共同で、高度なセキュリティと可用性を持ち、パフォーマンスを保証しつつ、従来と比べて3割程度のコスト削減が実現できるクラウドサービスを、2015年度内の提供を目指して検討していきます。

Virtustream社について

Virtustream社は、米国ワシントンD.C.に本社、米国とヨーロッパ地域にデータセンターを持ち、多くの企業や政府機関のミッションクリティカルなアプリケーションをクラウドで稼働させ、信頼を得ているサービスプロバイダです。一方で、独自の従量課金を実現するμVM(マイクロVM)テクノロジーを提供する“xStream”というクラウドプラットフォームソフトウェア開発企業でもあり、これまでにラテンアメリカ、中東、アジアのサービスプロバイダパートナーや、大手企業のプライベートクラウドで採用されています。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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