環境への取り組み
持続可能な地球環境を次世代にも引き継いでいけるよう、温暖化防止としてエネルギー使用量の削減や資源の有効活用の推進、また生物多様性の保全の重要性を深く認識し、環境改善活動に取り組んでいます。
CTC環境宣言
CTCグループは、スローガンとして“Challenging Tomorrow’s Changes”を掲げています。夢のある豊かな社会の実現を目指し、環境面におけるチャレンジとして2030年度までには2015年度比で30%の削減、までには、自社事業に伴うCO2排出量ゼロの実現を目指します。

環境方針
CTCグループでは、CTCグループ企業理念に基づき「環境方針」を定め、事業活動と地球環境の調和を目指し、良き企業市民として社会的責任を果たしていきます。
環境マネジメントシステム
事業を通じたCSRとして、お客様の環境負荷低減に貢献すると共に、PDCAサイクルを軸とした環境マネジメント体制のもとに環境改善活動を推進し、自らの事業活動に伴う環境負荷低減に取り組んでいます。
ISO14001認証を23事業所(オフィス20拠点、データセンター3拠点)で取得し、さらなる拡大に向けた取り組みを行っています。また、認証取得状況に関わらずグループ全体で環境改善活動を推進しています。
環境マネジメント体制
サステナビリティ委員長及び環境管理責任者のもと、グループ会社も含めた各部署の環境責任者と推進役である正・副エコリーダーが中心になって、グループ全体で環境改善活動を展開しています。

環境改善活動
各組織では全社の環境目標に基づき、仮想化・クラウド技術を活用した顧客システムの効率化・省電力化による環境負荷の低減、自社データセンター設備の高効率機種への入れ替えによるエネルギー使用量の削減、朝型勤務を推奨することによる夜間電力の削減等に取り組んでいます。省エネ法定期報告書提出分で、経済産業省の事業者クラス分け評価制度において、2015年度からSクラス(優良企業)に選ばれています。
環境教育
全グループを対象としたeラーニングによる環境教育を年1回実施。正・副エコリーダー向けには、1年間活動を推進する力量を備えるためにeラーニングとストリーミングによる研修を実施しています。また、内部監査員を社員から選出し、養成のための基礎研修(eラーニング)及び外部講師による研修を毎年実施しています。
環境法令遵守状況
定期的に法令の改定を確認し、遵守状況のチェックを行っています。また、年1回内部監査を実施しています。
過去3年に遡って、大気汚染や廃棄物などの環境法令違反はありませんでした。
環境会計
2017年度以降の国内の環境保全コストは以下の通りです。
- 集計範囲
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- 対象期間
- 4月~翌年3月
環境保全コスト
(単位:百万)
分類 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 |
---|---|---|---|
(1)事業エリア内コスト | 267 | 299.3 | 521.2 |
(2)上・下流コスト | 0 | 0 | 0 |
(3)管理活動コスト | 44.9 | 45.8 | 54.2 |
(4)研究開発コスト | 34.5 | 34.8 | 11.5 |
(5)社会活動コスト | 9.2 | 8.2 | 10.8 |
(6)環境損傷対応コスト | 0 | 0 | 0 |
合計 | 355.6 | 388.1 | 597.7 |
地球温暖化防止
エネルギー使用量・CO2排出量の削減へ向けた取り組みについて紹介しています。
資源の有効活用
CTCグループにおける廃棄物の資源化率や用紙の使用状況等について紹介しています。
環境負荷物質の削減
CTCが取り扱っている製品は、各ベンダーよりRohS指令等についての対応状況を確認し、最新情報をCTCグループ内で共有しています。
生物多様性保全への取り組み
ボルネオ植林支援
2009年度から2012年度まで、ボルネオ島における環境植林プログラムを伊藤忠グループとして支援しました。
MOTTAINAIキャンペーン
MOTTAINAIキャンペーンに賛同すると共に、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)への支援を行っています。
植樹活動
被災地での復興支援と環境改善を目的に、社員が宮城県岩沼市「千年希望の丘」での植樹・補植活動に取り組んでいます。