CTC、NTTスマートコネクトの仮想化インフラ基盤を構築

米Nutanix社の仮想化基盤アプライアンス製品で、パフォーマンスと拡張性を向上

2015年01月13日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、データセンターからクラウドサービスまでインターネットプラットフォームを提供するエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(代表取締役社長:窪薗 竜二、本社:大阪府大阪市、以下:NTTスマートコネクト)のサービスインフラを構築しました。米Nutanix社のサーバとストレージを集約した仮想化基盤アプライアンス製品「Nutanix Virtual Computing Platform」を使用し、ストレージのパフォーマンス改善と拡張性の向上を実現しています。

ハウジング、ホスティング、ストリーミングを中心としたクラウドサービスを提供しているNTTスマートコネクトでは、パフォーマンス向上や柔軟な使い方等、サービスに対するユーザーの要望が多様化しています。サービス開発から提供までの時間を短縮し、容易に拡張ができるインフラの構築を検討していましたが、従来の環境では、仮想サーバの増加に伴いサーバとストレージ間のネットワークに負荷が集中しており、ストレージのパフォーマンスを保ったままのサービスの拡張が課題となっていました。
今回NTTスマートコネクトが採用したNutanix Virtual Computing Platformは、サーバとストレージを統合した仮想化環境のアプライアンス製品です。サーバとストレージの統合により、サービスのボトルネックとなるネットワークの負荷を解消し、分散してデータを補完する独自のファイルシステムNutanix Distributed File System(NDFS)と併せて、ストレージのパフォーマンスの改善と柔軟な拡張性を実現しています。新しく追加された筐体を自動で検出し、既存のシステムに影響なくシステムの拡張をすることもできます。Nutanix Virtual Computing Platformは小規模からの利用も可能で、NTTスマートコネクトは、ユーザーごとのニーズに応じたサービスを個別に提供します。
CTCは、スマートコネクトに対して、Nutanix Virtual Computing Platform を含めたインフラ環境を構築し、保守サポートサービスを提供しています。また、今後の計画的なサービス拡大を視野に、NTTスマートコネクトと共同で検証用環境を準備し、性能検証、拡張可能な範囲やパフォーマンスの変化等を検証しました。
CTCは今後も、通信業界のお客様や、データセンターでの仮想化基盤を必要とする製造業や流通業のお客様を中心に、Nutanix製品を使用したシステムを提供し、お客様のビジネスの発展を支援します。

NTTスマートコネクトについて

NTTスマートコネクトは、NTT西日本グループの戦略的アンテナ会社として、2000年に設立されました。以降、ハウジング、ホスティング、ストリーミングなどのインターネットプラットフォームサービスを展開し、近年ではクラウドの分野にも進出し、強みであるインターネットプラットフォームを武器に、新たな付加価値の創造に向けBtoBtoC(企業と消費者の取引をお手伝いするビジネスモデル)によるアライアンス推進などを図っています。

Nutanix Inc.について

Nutanix Inc.は、2009年設立で、本社は米国カリフォルニア州サンノゼ。中規模企業や大企業向けに、ソフトウェア・ドリブンなバーチャルコンピューティングプラットフォームとして、Webスケール対応のITインフラストラクチャーを提供しています。Nutanix Virtual Computing Platformは、単一のアプライアンスでサーバとストレージの統合をシームレスに実現する機能を内蔵し、業界で高い評価を得ています。

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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