環境

ITがつなぐ2030年の都市と森の関係

more trees × CTC 対談

開催日:2025年11月21日 掲載日:2026年02月17日

2025年11月21日、一般社団法人more trees事務局長・水谷伸吉氏をお招きし、「ネイチャーテック」をテーマに社内講演会を開催しました。2030年の都市と森の関係にITがどう関われるのか、ディスカッションの内容を一部ご紹介します。

野生動物“アーバン化”の背景

気候変動によるどんぐり不作、鹿の増加による餌不足、人工林の拡大による森の多様性低下などが重なり、野生動物の市街地への出没が増えています。これは単なる「出没」ではなく、森の劣化を示す兆候であり、予兆段階での対策が必要です。

ITが変える森林価値

ドローンや衛星による森林の立体データの取得と、AIやブロックチェーンの活用が進むことで、森林の状態を正確に把握し、価値を客観的に評価できるようになると期待しています。都市の緑地もITで管理することで、管理の効率化やコスト最適化が進み、新たなビジネスの可能性も広がります。

一つのダッシュボードで意思決定する社会

2030年には、森林の状態をリアルタイムに把握し、価値を取引できるダッシュボードの実現を期待しています。行政・企業・市民が情報を共有することで、森は“適切に収益を生む資産”となり、保全が戦略的に進められるようになります。都市と森をつなぐ鍵は、測定・証明・資金循環を整えることです。

森の力を引き出すには、人の知恵と技術を組み合わせたネイチャーテックが重要です。

都市で使う木材や緑のデータを、森の由来や再生物語とつなぐことで参加と共感が生まれます。ITがその橋渡しとなる可能性を感じました。

ディスカッションの様子

ディスカッションの様子

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