CTC、教科指導で宮城県教育委員会が推進するICT活用「MIYAGI Style」を支援

宮城教育大学安藤研究室が岩沼小学校と共同で開発した電子黒板アプリのiOS版を開発

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2016年03月01日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、宮城教育大学安藤研究室が岩沼市立岩沼小学校(宮城県)と共同で、授業での使いやすさを重点として開発したAndroid版の電子黒板アプリ「iTouch(イタッチ)」のiOS版を開発しました。3月中に、スマートデバイスiPad向けのアプリ「miyagiTouch(ミヤギタッチ)」として、オンラインストアApp Storeでの無料ダウンロードが可能になる予定です※1

宮城県教育委員会は、教科指導におけるICT活用の効果を最大限に発揮するための環境整備を含んだ授業改善プラン「MIYAGI Style※2」を提唱しています。宮城教育大学安藤研究室と岩沼小学校が共同で2012年に開発したAndroid向けの電子黒板アプリiTouchは、「MIYAGI Style」を簡単に実現できる無料のアプリで、タブレット端末をつなぐだけで大型ディスプレイを電子黒板として使用することができます。画像ファイルやタブレット端末のカメラを使用して撮影したノートをディスプレイに映し出し、手書きでの書き込みを行いながらクラス全員での情報共有が可能で、使用する教科やシーンを選びません。iTouchは、児童が授業に集中することを妨げないように、あえて多機能にはせず、スムーズな操作性を実現しています。

CTCは東日本大震災後、復興支援のためのボランティア休暇制度の拡充や社員向けのツアー「復幸支援ツアー」の実施、岩沼小学校でのプログラミング教室「未来実現IT教室」の開催など、様々な社会貢献活動を行ってきました。今回、その活動の一環としてiTouchのiOS版アプリmiyagiTouchを開発しました。UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン※3の手法を用いて、より直観的にわかり、操作しやすいように改良しました。

今後CTCは、「未来実現IT教室」を含めた被災地支援をはじめとする社会貢献活動の中でiTouch及びmiyagiTouchの活用を検討し、「MIYAGI Style」の普及に寄与していきます。

miyagiTouchの画面イメージ

miyagiTouchの画面イメージ1
miyagiTouchの画面イメージ2
  • ※1Android版アプリ「iTouch」も「miyagiTouch」に名称が変更される予定です。
  • ※2「Miyagi ICT Youth Approach Growing with Innovation Style」の略。宮城県教育委員会が提唱する児童生徒のためのICTによる授業改善のこと。まずは取り入れやすい一斉学習から取り組み、教科指導におけるICT活用を定着させていく活動で、タブレットPCとプロジェクター・スクリーン、ワイヤレス画面転送装置を最も基礎的なツールとしている。
    http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kyou-kikaku/ict-ms.html
  • ※3UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、製品、システム、サービスなどを利用した時のユーザーの知覚や反応のこと。設計のプロセスの全てでUXについての要求事項を明確化する手法をUXデザインという
  • iPad、App Storeは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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