CTC、エンサイス、SAS、ライフサイエンス事業で業務提携

医薬品販売データの解析クラウドサービスを共同開発

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2021年02月05日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都千代田区、略称:CTC)、エンサイス株式会社(代表取締役社長:木村 仁、本社:東京都渋谷区、以下:エンサイス)、SAS Institute Japan株式会社(代表取締役社長:堀田 徹哉、本社:東京都港区、以下:SAS)、の3社は、医療用医薬品の販売データとデータ分析ソリューションを組み合わせた新規サービス開発を行うことを目的とした業務提携契約を締結しました。

近年、医療や製薬の分野ではデジタルデータの活用がますます重要になってきており、各企業にはデータ活用を通じた業務や製造プロセスの更なる効率化及び生産性の向上が求められています。

今回の業務提携は、エンサイスが持つ医薬品販売データ、SASの強みであるデータ分析製品、CTCのデータサービス基盤を組み合わせ、製薬企業向けに医薬品販売におけるデータ解析クラウドサービスの提供を目的としたものです。

製薬企業は、現状の把握と意思決定のために、各社ごとに医薬品販売データをはじめとする多種多様なデータを購入し、分析を行っています。今回、3社で取り組みを進め、製薬企業に必要な共通して利用できる分析・解析サービスの提供を通じて、製薬業界のデジタルトランスフォーメーションに貢献します。

エンサイスは、医療機関や保険薬局などに医薬品を販売する医薬品卸企業19社とクレコンリサーチ&コンサルティング株式会社によって2012年に共同で設立されました。エンサイスの医薬品販売データは地域別、医薬品別、包装単位別に高い精度で作成され、医薬品卸企業を経由して日本で流通している医薬品の販売実績の99%超をカバーしています。またデータ提供のリードタイムが早く、タイムリーな企業活動につなげることが期待できます。

SASは、経営課題の解決を支援するデータアナリティクスソリューションのリーディング・カンパニーです。革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、83,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know®(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

CTCは通信、放送、製造、金融、流通・小売、公共・公益、ライフサイエンス、科学・工学等の分野で総合的なソリューションを提供するシステムインテグレータです。SAS社製品の国内最大の販売実績や大規模なシステム構築・運用実績があり、SAS社製品を使用したIoTシステムも構築しています。

今後3社は、それぞれの事業領域での強みを活かしたサービスの開発や顧客開拓を強い連携・協力の下、積極的に推進していきます。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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