音声でアジャイル開発を促進するアプリケーション「Team on Air」を開発

ベータ版を無償で公開し、製品化に向けたテストを実施

PDF(211KB)

2022年09月28日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、開発者同士のコミュニケーションを重視したアジャイル開発において、音声による情報共有で開発の効率化につなげるデスクトップアプリケーション「Team on Air」を開発しました。現在、ベータ版を無償で公開し、製品化に向けたテストを実施しています。

近年、環境の変化に伴う仕様の変更に柔軟に対応できるアジャイル開発が普及しており、10人以下のチームを結成して密接な連携を図り開発を進める「スクラム」と呼ばれる手法が注目されています。プロジェクト全体を1、2週間のスプリントと呼ばれる短い期間の開発に区切り、メンバー同士が頻繁にコミュニケーションを取りながら新しい機能の開発を繰り返します。しかし、リモートワークでの開発では、チームの状況把握が難しくなる傾向にあり、各メンバーの状況を素早く共有して自律的な開発の促進につなげる仕組みが課題になっています。

Team on Airは、スクラムを利用した開発におけるプロジェクトのスケジュール管理やチームビルディングを、音声でサポートするサービスです。プロジェクトの進捗やスケジュールなどを音声で配信するため、開発作業を中断せずに状況把握が可能になり、開発者同士の密接なコミュニケーションが必要とされる開発の効率化につながります。

スプリントの期間を登録すると、計画の立案、毎日の小規模なミーティング、成果のレビュー、作業内容の検討などのスケジュールを自動で設定し、毎日の予定を音声で配信します。外部のクラウドサービスと連携する機能も備えており、プロジェクト管理ツールを変更せずに利用することができます。チームやメンバーの状況を配信することで、コミュニケーションを取りやすい環境を整え、自律的で協調的なチームづくりをサポートします。

CTCは、長年のアジャイル開発やリモートワークでのスクラムを利用した開発の経験を活かし、本サービスを開発しました。現在は、製品化に向けてTeam on Airのベータテストを実施しています。WebサイトからTeam on Airのアプリケーションが直接ダウンロードできます。

Team on Airの画面サンプル

ながら聞きイメージ画像

チームやメンバーの状況を“ながら聞き”でキャッチアップ。オンラインワークに適した開発が可能

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

Webフォームからのお問い合わせ新しいウィンドウで開く

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

  • このページについてツイッターでツイート(新しいウィンドウで開く)
  • このページをフェイスブックでシェア(新しいウィンドウで開く)