CTCSP、サーバラック用免震装置のラインアップを強化

震度7クラスの地震を想定した免震装置「OCTO-BASE」を取り扱い開始

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2017年01月30日 シーティーシー・エスピー株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、IT関連機器やソフトウェア販売を行うシーティーシー・エスピー株式会社(略称:CTCSP、本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:櫻庭 愼一郎、略称:CTCSP)は米WorkSafe Technologies社製の最新の免震装置「OCTO-BASE」の提供を2月1日から開始します。OCTO-BASEは、震度7クラスの地震を想定したIT機器用の免震装置です。定価は60万円で、3年間で2億円の売上を目指します。

免震装置はサーバラックの下に設置し、激しい揺れを緩やかな揺れに変換することで地震の衝撃を吸収し、ラック内のIT機器への衝撃の伝達を最小限に抑える製品です。企業が保有しているIT機器を免震構造のデータセンターに移設することに比べて、免震装置は安価に導入できる地震対策として多くの企業で活用されています。

OCTO-BASEは、既にデファクトスタンダードとなっている同社の免震装置「ISO-Base」と比較して可動範囲は1.5倍の350mm、搭載耐荷重は3倍以上の約4,000Kgという業界最大規模の性能を実現しています。震度7クラスの地震を想定した振動試験では、最大地震加速度1,500ガル※1を300ガルに低減しており、大きな揺れが予想される軟弱な地盤や高層階に設置されているIT機器の地震対策としても有効です。

CTCSPでは2008年からISO-Baseの国内総代理店として製品販売や設置サービスの提供を行っています。今後も、これまでに蓄積してきた知識や経験を活かして、OCTO-BASEの拡販によるお客様の地震対策を支援していきます。

OCTO-BASEの画像

OCTO-BASEの画像

また、CTCSPは2月2日から2日間パシフィコ横浜で開催される第21回「震災対策技術展」横浜において、ISO-BaseとOCTO-BASEの展示を行います。

日時 2017年2月2日(木)~3日(金)
会場 パシフィコ横浜
詳細 https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/新しいウィンドウで開く

WorkSafe Technologies社について

WorkSafe Technologies社は、1991年に設立された米国の企業です。設立当初から地震対策品を販売しており、1998年からIT機器用免震装置ISO-Baseの販売を開始しました。2000年に米国ボーイング社にISO-Baseが正式採用され、以降、米国に留まらず、全世界に販路を広げ、20ヵ国以上におよぶ企業、政府機関、サービスプロバイダの30万以上のITシステムに採用されています。また、米国内の同分野のシェア100%を維持しています。

http://worksafetech.com/新しいウィンドウで開く

シーティーシー・エスピー株式会社について

1990年4月に設立されたCTCSPは、CTCのグループ会社です。世界各国の最先端のIT企業とのパートナシップに基づき、企業内インフラのみならずクラウドインフラに必要不可欠な製品および独自ソリューションを国内のお客様にご提供します。

http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/新しいウィンドウで開く

  • ※1 ガル:地震動の大きさを「加速度」で表したもの。一般的に加速度600ガルを超える地震は、震度7に相当します。

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・エスピー株式会社
ソリューション企画推進部

TEL:03-5712-8070
E-Mail:sp-press@ctc-g.co.jp

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