保守や運用を含めたアプリケーション開発をサービスとして提供

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植 一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、ローコード開発基盤OutSystemsを利用したアプリケーション開発サービス「Managed Service Provider（以下：MSP）」を本日から提供します。CTCが保有するOutSystems上でアプリケーションを開発して、保守や運用サービスも含めて提供するものです。また、既にOutSystemsを利用しているお客様向けにCTCが開発した汎用的なモジュールを提供するサービス「Independent Software Vendor（以下：ISV）」の販売も開始します。DXの推進や新規事業の創出に取り組む企業に向けて展開し、3年間で200億円の売上を目指します。

近年、ビジネス環境の変化に応じて付加価値の高いサービスをタイムリーに提供するために、アジャイル開発やDevOpsといった手法を用いてアプリケーション開発に取り組む企業が増えています。課題の解決につなげるためにはビジネス知識も必要とされるため、自社内での開発に取り組むケースも増加していますが、開発を担う人材だけでなく、開発基盤の運用やメンテナンスにもITに精通した人材が必要になります。

MSPは、CTCが保有するOutSystems上でアプリケーションを開発して、保守や運用サービスも含めて提供するサービスです。OutSystemsのユーザー管理やバージョンアップなどの運用サービスが含まれているため、お客様の負担軽減につながります。契約期間は1年間で、開発したアプリケーションとOutSystemsを利用するユーザー数に応じた従量課金のサービスです。OutSystemsのライセンスを購入せずにアプリケーションを利用できるため、初期投資を抑えて自社のビジネスに合ったアプリケーションの開発や利用を行うことができます。

またISVについては、OutSystemsでの開発において汎用的に使われる、CTCが開発したモジュールやソフトウェアを、既にOutSystemsを利用しているお客様向けに販売するサービスです。長年のOutSystemsの提供や関連する開発ビジネスで蓄積したノウハウに基づき、ログ出力やアーカイブ機能、バリデーションチェックなどの共通部品やエンタープライズ向けのアプリケーションテンプレートを揃えています。

CTCは、2015年からOutSystemsの日本での取り扱いを開始し、お客様のアジャイル開発やDevOpsを支援してきました。近年では、OutSystemsの効率的な導入や、お客様の内製化を支援する「OutSystemsアクセラレーションサービス」も提供し、アプリケーション開発を通したお客様ビジネスへの貢献を図っています。

今後もCTCは、OutSystemsを中心にアジャイル開発に関連したサービスの拡充に努め、お客様の業務の効率化やデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。