住友生命保険に次世代セキュリティ製品「Deep Instinct」を提供

多層防御を実現し、セキュリティ運用の効率化を支援

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2023年06月23日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、住友生命保険相互会社(取締役 代表執行役社長:高田 幸徳、本社:大阪府大阪市、以下:住友生命)に次世代セキュリティ製品Deep Instinctを提供します。住友生命は、職員が利用する約50,000台の業務用端末にDeep Instinctを順次導入し、更なるセキュリティの強化を図ります。

住友生命では、お客さまの健康情報や家族情報など大量かつ機微な個人情報を取り扱うため、セキュアな業務用端末が不可欠です。これまで、パターンファイルベースのウィルス対策のほか、EDR製品等によって攻撃の兆候を早期に検知し対応する監視体制の強化を進めてきましたが、セキュリティ対策製品から発せられる各種アラートへの対応業務の増加が懸念されていました。また、既知のウイルスパターンを登録したデータファイル等を更新していく作業が頻繁に発生し、システム運用上の大きな負担となっていました。

今回導入するDeep Instinctは、ディープラーニング(深層学習)を活用して将来発生しうるマルウェアやゼロデイ攻撃などの脅威を予測し、サーバやPCなどの機器への侵入をリアルタイムに検知して未然に防ぐサイバーセキュリティのソリューションです。過去に感染したファイルやOSなどのデータを収集・分析し、特徴を掴んでモデル化してマルウェアの情報を蓄えます。未知のマルウェアについても攻撃の可能性を予測し、端末への侵入を防いでシステムを防御します。また、従来は毎日必要とされていたデータファイルの更新に代わり、年数回のソフトウェアアップデート作業で最新の脅威に備えることができます。

住友生命は、職員が利用する約50,000台の業務用端末にDeep Instinctを導入することで、外出先での営業活動やリモートワーク環境でも、高いセキュリティレベルを維持しつつ、セキュリティ運用業務の効率化を実現します。

CTCは、2022年からDeep Instinctの取り扱いを開始しており、金融・保険業界の分野におけるシステム構築の実績で培った経験とノウハウをベースに、Deep Instinctの導入設計やQA対応、導入後の運用業務を担います。

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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